宮本亜門演出『ウィズ~オズの魔法使い~』主演AKBオーディションの感想
2019/05/31
宮本亜門演出『ウィズ~オズの魔法使い~』が再演 ドロシー役は再びAKBプロジェクトから選出
ニュースを購読する 宮本亜門が演出を手掛けるミュージカル
おそらく、私のレコーダーで、
「ミュージカル」キーワードがあったから、引っかかったので見てみました。
ハッキリ言いますが、
とにかくまず歌唱力は、お話しにならないレベル。
前回の増田有華であれば、他の共演者も至極納得する。
だが、今回のオーディションの勝ち残った8人は全く無理。
ミュージカルをしている一般の子の方が、断然うまい。
アイドルと比べちゃいけないんですけどね。
子役でも、大学生でも、今のミュージカルを目指している人たちは、
毎日トレーニングしているもの。
彼女はたちは毎日しているのかな?
少なくとも、増田有華クラスの歌が歌えないとなると、
宮本亜門さん、本当は頭が痛いと思う。
テレビでは笑顔だけど、演出は厳しいもの。
梅田彩佳
前に見た時よりも痩せた。
ドロシーのイメージだな。
ただ、発声が残念。
セリフ回しが、ちょっと。
歌唱力も全然まだまだ。
高校生でミュージカル女優を目指している子の方が、
断然歌える。
ただ、稽古をすれば、なんとか成長・・・できるかな?
と、思えるレベル。
ただ、申し訳ないけれど、私はドロシーのイメージに合わない。
斉藤真木子
演技が淡白。
セリフ回しも、ちょっと・・・
歌も、ミュージカルの歌唱力としては、お話しにならない。
横山由依
発声はいい。
ビックリ。
けっこうやりますね。
ただ、そもそもの時点で演技が追いついていない。
しかも歌唱力は・・・言わずもがな。
田野優花
おもしろい。
演技としてはアリだと思う。
歌唱力はまだまだだけど、成長の見込みが大。
稽古をうんと積めば、やれるかもしれない。
梅田彩佳についで二番手だけれど、
未完成な部分が逆にいい。
宮本亜門は好きかもしれない。
ただ、プロの歌唱力でないと、共演者からいろいろとね・・・
岡田奈々
気になるのには、セリフを喋ったあとの息つぎ。
あれは今後課題になると思う。
観客が気になりますから。
歌はこれからの人。
一番若いみたいですから、これから毎日トレーニングを続ければ、
面白い存在になると思う。
表情はすごく前向きな子。
荒々しさがいい。
古畑奈和
演技が・・・
セリフ回しも残念。
歌もお話しにならない・・・
石塚朱莉
編集されていて、歌の部分だけですけど、
やっぱり肝心の歌はね・・・
中西智代梨
彼女も編集されていて、歌の部分だけ。
難しい歌ですけどね。
やっぱり歌は厳しい。
申し訳ないけれど、この8人から選ぶのがつらい。
主役でしょ?
そのレベルに現時点で達してないもの。
4人選出だから、
梅田彩佳、田野優花は鉄板。
岡田奈々と横山由依は、かなり差がある。
となると、ひとりだと声が厳しそうだから、
梅田彩佳、田野優花のダブルキャストもありうると思う。
話題性としては、ひとりより、二人の方がインパクトあるし。
ただ、とにかく歌。
毎日トレーニングをしている、一般の学生にすら負けるレベルだもの。
カラオケ、歌手の歌い方ではありませんから。
ミュージカルとしての歌い方を頑張ってほしい。
その逆に、ミュージカルをやっていた子が、
アイドルを目指すと、そのクセを直されたりしますけどね。
宮本亜門さん、大変だ。
/シアターガイド