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南青山少女歌劇団「ハイスクールRevolution」~愛と勇気の旅立ち~1997年 観劇感想

満足度星星星空星空星
公演時期 1997年4月4日~6日
会場 池袋サンシャイン劇場
演出 八木橋修
脚本 杉野なつ美
音楽監督 玉麻尚一
振付監修 名倉加代子
振付 畠山龍子
タップ振付・指導 火口秀幸
美術 大田創
照明 源河新一
衣装 冨樫理英
音響 河内寛之
舞台監督 名鏡雅宏

あらすじ

2030年、文明は高度の発達を遂げ、 本格的コンピューター社会が到来している中、 学校は形ばかりの無機的な場所となっていた。 そんなの学校のひとつで、 寺田は生徒会長として学園を支配していた。 誰の心も信じない寺田。 大半の生徒たちが感情が殺されてしまったかのように、 何も考えずに寺田に服従する。

そんな状況に疑問を持ち、 寺田に反抗し学校を改革しようとする二人の少女がいた。 カオルとユカリである。 ある日タイムマシンのトラブルに巻き込まれ、 寺田、カオル、ユカリの3人は、 1997年(現代)の学校をみることとなる。 そして、そこで出会った人とは? そこから、何かが変わり始める(パンフレットより一部抜粋)

観劇感想

まず最初にあやまります、ごめんなさい。 なぜかはわからないけど、この舞台の印象薄いんですよ。 昔の舞台とか不思議とよく覚えてるくせに、 なぜかこの舞台の印象が少ない。 詳しい感想になりませんのでご了承ください。

今回は「聖歌物語」でも演出された、 劇団「SET」の八木橋修さんが演出です。 内容的に学校の話ではあるけれど、 今まで南少の学園ドラマよりもシリアス路線ですね。 本格的にイジメや自殺の話が出てくる。 「きついな~」「そこまで言うか~?」 といえるほど、シリアスです。 でも、自分が大人になったせいか、 「なんか当たり前じゃん」って感じてしまいました。 受け取り方が年齢によってさまざまでしょうね。 私的には、あまり納得いかなかったなぁ~ 心のどこかに何かが引っかかってるって感じ。 観てて、ちょっと苦痛なところもありました。 説教じみてるんですよね、私が思うに。

気になった役者

主役、寺田役の久積絵夢

気の強い、そして高圧的な役、やはり彼女が適任ですよね。 最初の方の部分は、本当に怖いですね。 悪人という表現は変だけど、それくらい迫力がありました。 すごく良かったです。

カオル役の広橋佳以

久々に女性役(笑) う~ん、私はこちらの方がいいです~! しかし、彼女は本当に演技うまくなりましたよね。 前はまだぎこちないところが、ところどころに見えてたけど、 今回は、ほんとうに自然な演技。彼女の実力が発揮され、 かなり高い評価を得たみたいです。 いや、でもそれだけの演技してましたよ、とても良かったですね。

総括

なんか、この後から南少の路線が変わってしまったんですよね~ この社会、いろいろあるから仕方のないことですけど。

※敬称略
キャスト表