◆  『輝く瞬間を止めないで』〜DANCE ON DANCE

◆公演時期   1993年8月13日〜15日 
◆会場 日本青年館 大ホール
◆プロデューサー 伊藤 功
◆演出 矢島 公紀
◆振付 神崎 由布子
◆脚本 吉村 ゆう
◆歌唱指導 平野 民子
◆舞台美術 原 芳典
◆照明 渡辺 俊道
◆衣装 木鋪 ミヤコ
◆音響 村田 孝
◆舞台監督 圓浄 晴久

あらすじ

新人ダンサーの登竜門と言われるアニー賞を受賞した鏡真昼。
しかし、観客の熱い視線の中それがプレッシャーとなり、
踊ることができなくなってしまいます。
消沈した真昼は、他の学校へと転校します。
その学校では、ちょうど創作ダンスのコンテストが行われようとしていました。
メンバー発表。
しかしそれは、エリートチームとクズチームという、
明らかに実力差のことなる組分けでした。
クズチームは当然のことながら、やる気がおきません。
やっても負けるとわかっているからです。
そんなクズチームを見て、真昼は黙って見過ごすことができませんでした。
自分の実力を隠しつつも、彼女たちにダンスを教えていきます。そして・・・・・

観劇感想

1993年ゴールデンウイークに行われた舞台の再演です。
場所が日本青年館になり、舞台がかなり広く感じました。

今回気になったのは、
やはり卒団したはずの福島愛、片岡香奈子を入れた事。
いくらバランスがとれないといっても、
それはあまりにも無節操じゃありません?

実力はなくても、
やはり、今いる現有戦力から起用するべきだったと思います。
起用とした子だって、きっと努力をするだろうし、
後々の経験にもつながると思うのですけど・・・

内容的にはほとんど同じです。
キャストを微妙に入れ換えた感じ。

私的には前回の方が断然良かった。
正直、主役の駒崎さんでは厳しかったと思います。
華はあるけど、
演技として、そしてダンスとしても魅せられるものはないですから・・・・・

気になった役者さんは・・・

主役、鏡 真昼役の駒崎香織さん。

大きな瞳が特徴で、ルックスのかわいい子ですね。
ただ、やはり主役というのはかなりきびしかった・・・・・
脇役ではすっごく光るんですよ。前回の鷹鳥なんか絶妙でしたから。
それに今回の場合は再演。
前回主役の福島愛さんの印象が、どうしても残っています。
それを払拭できる演技を期待していたのですが、
そこまでには至りませんでした。

演技は、ハッキリいっていまいち。あまりこの役をつかめてなかったみたい。
福島愛さんのほうが断然上です。
ダンスも・・・まぁ、あまりうまくはないほうなんですけど、
一応役柄としては優秀なはずなので、もっと頑張ってほしかった。

鬼頭ゆか役の菊沢美和さん。

これは文句無し。彼女の独壇場でしょう。
地かどうかの区別がわからないほど(笑)
とてもいい味出していました。
ダンスがうまいし、セリフ回しもうまい。リーダーシップも取れる。
大越史歩さんに次いで二番手ではあるけれど、その存在感はすごいです!
いいゆか役でした。

原さゆり役の大越史歩さん。

このさゆり役も、大越さんにピッタリ。
南少でもこんな立場なのかな〜なんて思ったりしちゃいますね(笑)
前回はきつい表情が多かったけど、今回は表情がゆるむところがあって、
私的には大満足でした。
大越史歩といえば表情の達人ですからね。何度見てもいいです。

右子役の堀川由理さん。

ついに、ここまで成長しました。
か細い体ながらダンスの実力はあります!
そのギャップがすてきです!
まだ表情豊かというわけではないですけど、
そのルックスには将来性を感じさせますね。
ただ、演技はまだまだ・・・・・

常奈美役の中川 登志子さん。

彼女もずいぶんと伸びてきました。
昔と比べると明らかに痩せてますね。そうとう努力したのでしょう。
ルックスは可愛らしく、南少でも五本の指に入ります。
ダンスは頑張ってました。ただ、演技は・・・・いまふたつかな〜

鷹鳥役の世永亜美さん。

彼女の場合も、前回、駒崎香織さんが好演したので、
それを払拭させるのがたいへんだったと思います。
私的には、残念ながら、
駒崎さんの鷹鳥を越えることができなかったと思います。
頑張ってはいるんですけどね。

お嬢様は、できたら高音の方がいい感じなんですよ。
世永さんの場合は、ちょっと低いし、ハスキーボイスですよね。
演技が悪いというわけではありません。
昔の印象を引きずっている人は、そう思ってしまうということです。
初めて見た人は、世永さんの鷹鳥で問題なかったと思いますよ。

ダンスは、かなりレベルアップしましたね。
昔と比べたら雲泥の差です(笑)

鷹鳥家のお手伝い・レナ役の市川絵美さん。

ルックスでは、南少でもトップクラスです。
活躍を期待したのですが、なにぶん年齢制限があるため、
実力を発揮することなく、卒団されてしまい残念でしかたありません。
本当にもっといい役で、彼女を見たかったです。
笑顔がすてきな女の子でした。

鷹鳥家のお手伝い・ミナ役の片岡和香子さん。

初登場。片岡香奈子さんの妹です。
表情が固く、まだまだっ感じです。
ルックスはとても可愛らしいので、
将来性豊かな子だなぁ〜と感じていました。

総括

前回の方が良かったです。
次回作に期待したいんですけど・・・・・


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