◆  『TOKYO アリス 2001』

◆公演時期   2001年8月3日〜4日 3回公演 
◆会場 銀座 博品館劇場
◆脚本・演出・音楽 いまむら 直子
◆振付 加藤 毅
◆舞台美術 大田 創
◆舞台監督 土居 三郎

あらすじ

ポエムの歌を歌うことができず、お茶会に行くことができないアリス。
そこに突然慌てた様子の、うさぎ男爵が現れます。
男爵の話によると、
『あるなぞなぞを解けば、何でもできるようになる』とのこと。
アリスはそのことを信じ、うさぎ男爵の後を追っていきます・・・・・


観劇感想

前回はイマイチだったけど、
今回は大丈夫そう・・・という話を聞き、当日券で鑑賞しました。
博品館は後ろの方でも観やすいです。

まずは、なんか間が悪いな〜という印象を持ちました。
テンポが悪いのかな〜

第一幕の最後に、全員が舞台上からいなくなります。
それで休憩かな〜と思ったんですけど、アリスのお姉さん、妹が登場。
お姉さんが『私ここに一度来たことがあるかも・・・』なんて、
意味深なセリフを残しての終了でした。

これは、まずいでしょう・・・
もうちょっと、間を考えてほしいです。
お姉さんのこのセリフも結局意味がわかりませんでした。
二人は二幕の最後になってようやく現れるんですから・・・

前回観た人によると、お姉さんのセリフの意味を、
前の時は説明する部分があったようです。今回は抜かしたみたい。

説明によると、
子供たちは誰でも、小さな時は異世界に行くことがある・・・
ってことを言いたいみたい。
それは、言ってもらわないとわからないですよ。

しかも今回、拍手する場面がほとんど無かったですよね。
これも異例・・・
拍手してもいい部分があったけど、
なんとなく雰囲気的にできませんでした。

アリスがいないことも多いですよね。
話の進行がよくわかりません。
一応主人公なんだから、
もうすこし彼女の目線で話を進めてほしいと思いました。

ソフトボール部(コンバットチーム)の存在もよくわかりません。
別にいてもいなくてもいいって感じです。
しかも彼女たちの『時間がない』というナンバーも最悪。
歌はまだいいとして、ダンスはしょぼすぎ・・・・・
実力ある子たちなんだから、もっといい振り付けをしてほしかった。

ジプシーたち三人のところも飽きます・・・
面白くないです・・・

アンコールも、なんだか良くわからない雰囲気。
ちゃんと練習したんでしょうか?
行き当たりばったりっぽいです。

ちなみに選手宣誓がありましたよね。
今では『スポーツマンシップにのっとり、正々堂々戦うこと』ではなくて、
『正々堂々試合することを誓います!』になります。
戦うって言葉、まずいらしいですね。
そのへん、やるんだったら勉強してほしいです。

ダンスは、なんかだるいダンスばかりで、
あまり見栄え的にも悪い印象を持ちました。

途中で、兵士役の人が歌を歌いますけど、
なかなかうまい!
でも、それだけ・・・
うまい方なのに、
もっと見せ場をつくってあげればいいのに!と思いました。
他の役者さんも、本当はかなりの実力の持ち主かもしれない!

それに、歌詞の中に説明文を入れるのはやめてほしいな〜。
ちょっと多すぎです。
特に王女さまの歌詞とか・・・
話をわかりやすいように入れてるとは思うけど、
根本的にわからないのだから、やんなくてもいいです。
子供さん、まず話の流れがわからないでしょう。

気になった役者さんは・・・

川野礼絵ちゃん。

演技はマズマズ。セリフ口調は、なかなか良いです。
ちょっと甘ったるい声だけど、ぜんぜんOKです。
ダンスも、頑張ってます。

どちらかと言うと、歌はまだかな?
のびがもう少しあってもいい感じ。
でも、決して下手ではないし、
声量じたいは大きいので、これから頑張ってほしいです。
泣く演技がありましたけど、うまいですよ!

高瀬友規奈ちゃん。

『キディ』では、きつい表情が多かったため、
今回の笑顔は、とっても良かったです!
やわらかな表情の方が僕は好きだな〜
まっ、役によって表情を変えることは当然のことなんですけど。

友規奈ちゃんといったらダンスなんですけど、
ダンスシーンが少なすぎ。
彼女の個性をつぶしています・・・残念。
もっと見せ場を作ってほしかったです。
そういえば彼女はマイクありませんでしたよね?
マイク無しでも声がとおっていて、流石!と思いました。

三田真央ちゃん。

セーラームーンに出ていたということしか知りません。
でも、なかなか評判のいい子なので、チェックしようと思っていました。
正直、ちょっとイマイチかな〜
役的にも意味不明な役だったからかもしれないけど、
歌、ダンスともマズマズといった感じで、
特に目立つものはありませんでした。

神岡実羅乃ちゃん。

元アニーということで・・・めっちゃうまい!
この子の一人舞台でもいい感じ(笑)
舞台全体的にあまりいいところはなかったけど、
彼女とクレスント、ダンデライオンがいる、
三人のところはとっても面白かったです。

三枚目的、役どころはバッチリでした。
歌もうまいし、ダンスも最高!
表情もグッド!
もっとダンス観たかったですよね〜!
この子観てると、他の子がかすんじゃいますよ。

大田ななみちゃん。

彼女はルックスがかわいいです。
でも、それだけ・・・
まっ、それはそれでいいんですけどね。

ソフトボール部の中では
キララ役の中村友香ちゃんと、アルト役の松本有希子ちゃんかな?
友香ちゃんの歌は、なかなか良いと思いました。
でも、他の子は、よくわかりません。
そこまで集中できませんでした(^^ゞ

総括

まとめとして、アルゴの方が200倍楽しかったです!
まぁ、出てる役者さんに
思い入れがあるからかもしれないですけど。
アルゴと比べてはいけないのかな。

ただ、正直、一回でいいって感じです。
二回は観たくありません。
アルゴは何回も観たくなるんですよ〜!

つまらないとは言わないけど、面白いとも言えません。
本当のファミリーミュージカルなら、
子供さんたち飽きてしまうこと間違いありません。
今回は、うちわで観に来ている人が多いからいいですけど。

・・・っていうか意味不明な点が多すぎます。
いくら不思議な国のアリスでもね。
これでも、前回よりは良かったらしい。
前回どうだったんでしょうか(笑)

今回の舞台は、『う〜ん』と首を傾けることが多かったです。
出ている役者さんは上手なんですけどね〜〜
その魅力が、いかされていませんでした。



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