◆  シャバダバダ! Comedy Show

◆公演時期   2004年12月17日〜23日
◆会場 時事通信ホール
◆作 是枝正彦/弱つよむ
◆演出 是枝正彦
◆振付 杉谷一隆/奥山桃子
◆音楽 寺門一憲
◆美術 松野 潤
◆音響 小笠原 康雅
◆照明 大鷲良一
◆衣装 藤井由樹
◆舞台監督 大竹 竜二

観劇感想
基本は、ショートコントを連続してのコメディです。
途中、その合間をぬってダンスや歌があるというもの。

残念ながら、私はこの笑いにはついていけませんでした。
劇場内には笑い声が多かったので、
私の笑いのツボのスイッチが入らなかっただけかもしれませんが……

あえて面白かったショートコントは、
「キャッシュディスペンサー」と、
「S氏の日常(?)」電車の中の変な人・・・だけでした。
特に電車の中の変な人は、お腹をかかえて笑いました!
これは私の笑いのツボに入りました!
ただ、それだけでした。あとは・・・ちょっと・・・残念でした。

気になった役者さんは……
ショートコントの連続で、人の入れ替わりが激しく、
誰が誰やらよくわかりませんでした。
ただ、玉城大嗣さんは、濃い〜ルックスで、とてもりりしく、印象に残りました。

原田京ちゃんは、ダンスにも、そしてコメディにも登場します。
ダンスの切れは、さすが東京メッツのオーディションに受かった実力者!
見応えあります。
ちょっぴり露出も多いので、ファンの人はうれしいかも(笑)
それよりもなによりも、京ちゃんの演技。
これがまたビックリ!かなり上手かったです!
もっと下手かと思ってましたから(爆)
高校生役の演技は自然な感じで特に問題無し。
印象の残ったのは少年の役。
これがとてつもなくうまいです!
声がハキハキしていて聞き取りやすいのは前からですが、
少年らしさがすごく似合っていました。ここまで出来るとは予想外!
演技も問題なくいけますね。
ちょっぴりですが、鈴木杏ちゃんの少年らしさに似ています。

総括
お笑いと、歌とダンスのショーがうまく組合わさるかな〜?と思ったのですが、
かなり厳しかったです。
ダンスのメインの人は、かなり実力があり、見応えがあります。
そのぶん、コントがつまらないので、違和感がありました。
次回公演がある場合は、もう少しバランスを考えてほしいと思います。
というよりも、本当に笑えるものを作ってほしい。
お客さん自身が、『笑い』の落ちを読める展開が多すぎました。
たまにはそれもいいですが、先が読めるお笑いが多いのは勘弁してほしいです。


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