◆  イマジン・ミュージカル 『アルプスの少女 ハイジ』東京公演

◆公演時期   2003年7月26日〜27日
◆会場 東京 前進座劇場
◆演出・振付プラン 田村 連
◆構成・演出・振付 イマジンミュージカル
◆音楽 山口 秀也
◆美術 谷垣 育子
◆照明 池亀 誠一郎
◆音響 寿岡 隆徳
◆衣装 神場 靖江
◆舞台監督 道場 禎一

あらすじ

幼い頃に両親を失ったハイジは、
アルプスの山に住むおじいさんと暮らしています。
山羊飼いのペーターとともに丘を駆け回ったり、山羊と遊んだりと、
山の子として楽しい日々を過ごしていました。
そんなある日、ハイジはデーデおばさんに連れられて、
フランクフルトという遠い街に住む、
ゼーゼマン家に引き取られることになりました。
そこでハイジは、足が不自由で外に出ることができない孤独な少女、
クララと対面することになります・・・
(パンフレットより一部抜粋)

観劇感想

本当は藤澤志帆ちゃんを見たかったのですが(笑)
諸事情もあり、小崎愛美理ちゃんのハイジを見ることになりました。
で・・・すばらしいです!
小崎愛美理ちゃんの名前は初めて知りましたが、
すごい実力者でした。
素顔は、初々しい小川亜美ちゃんって感じ。
とても見応えありました。大満足です!

アンサンブルの方はたくさんいますが、
登場するのは、オープニングとエンディング、あと少しぐらい。
これは仕方のないことですね。
その分、ひとりひとりのキャラクターが重要視されます。
主にハイジ、クララ、アルムじいさん、ロッテンマイヤー、
ペーター、セヴァスチャンで話が進むので、
かなり集中して、ひとりひとりの演技を見ることができます。
ハイジだけでも十分楽しめます(笑)

舞台下で、ペーターのお婆さんが歌うシーンがあるのですが、
ここはちょっと長すぎるかな〜と思います。
そんなに舞台下で歌う必要があるのか、疑問でした。
せめて、もうすこし短くするか、舞台上で歌ってほしかったです。

○○○シチューは、個人的に好き!(爆)

安藤由紀ちゃんがソロで歌う場面があるのですが、
ちょっとスモークたきすぎのような気がします。
スモークは喉に悪いので、
歌手は、そこにけっこう気を使うんですよね。
ということで、次回は、由紀ちゃんの喉を痛めないためにも、
ほどほどのスモークを望みます。

ハイジのアニメのエンディングとは微妙に違いますが、
私は全然OKですね。まったく気になりません。

たいしたことではないのですが、
ともだち、ともだち・・・・・と言うのを聞くと
漫画の『20世紀少年』(小学館)を思い出します(笑)

気になった役者さんは・・・

ハイジ役の小崎愛美理ちゃん。
まずは歌唱力。
パンフレットにも得意と書かれていますが、ずば抜けてうまいです。
もう、すばらしいというしかない。聞き惚れますよ〜!
ただ、高い声ではなく、メゾソプラノのようなやや低い声。
独特な歌声ですね。ちょっと好き嫌い分かれるかもしれません。
私はまったく問題無しですが。

演技もじつに自然体。
ハキハキした感じで、テンポのいいハイジでした。
やや上目づかいのところもありますが、逆にまた可愛い(汗)
なんとなく小悪魔的イメージ。
今まであまり主役級が無かったようですが、
彼女なら十分に主役を全うできますね。かなりの逸材でした!
また見たいな〜!

クララ役の安藤由紀ちゃん。
元アニーですが、
これがまた、お嬢様で優しい性格のクララにピッタリ!
もう、文句の付けようがないくらい完璧でした!
歌唱力も抜群です。
愛美理ちゃんとは歌い方が異なり、本当に自然に歌っている感じ。
表情付けも素晴らしい。見ていて和みます。

クララは車椅子に乗っているので、上半身の演技が要求されます。
おそらく、そうとう筋肉がついたのではないでしょうか?
練習の成果、観客にも十分伝わっていることと思います。

ペーター役の金子友美さん。
演技力抜群です!ダンスも歌もいいです!
バランスよく、安定した力をもっていますね。
少年らしい表情もあるし、元気爆発のペーター役にピッタリでした。
正直、もう少し出番を増やしてほしかった。

ロッテンマイヤー役の相本久美子さん。
演技、歌唱力ともに抜群でした。
声質が良く、セリフがとても聞き取りやすいです。
威厳ある厳しい雰囲気を持つロッテンマイヤー、
うまくこなしていたと思います。

アルムじいさん役の石橋俊二さん。
重厚感ある、おじいさん役は秀逸でした。
声量感ある低音の歌声も聞きごたえありました。

セヴァスチャン役の大橋忠弘さん。
う〜ん、この役すっごく似合ってる感じがしました。
ちょっとオトボケ〜な役ですが、バッチシです!
会場の笑いも、たくさんとっていました。

ペーターのお婆さん&デーテ役の丸尾周子さん。
デーテのおちゃらけたオバサン役もいいですが、
お婆さん役のほうが印象深いですね。
目の不自由な役ですが、すごくうまい演技でした。
なんというか、何十年もずっと目が不自由だったという、
経験と厚みを感じる演技力です。
ただの目の不自由な役とは、比べものになりません。
彼女は歌唱力もあるんですよ。けっこう目立ってました。

コロス役のメンバーの中では、村松希美ちゃん、小川夢姫ちゃん、
山口華緒里ちゃんが印象深かったです。
特に華緒里ちゃんは、背が高いことと端正なルックス、
さらにはダンスレベルの高さで目立っていました。
今後の有望株・・・かもしれないです。

アンサンブルですが、かなり多いのでチェックは難しすぎです(涙)
当サイトのおすすめ女優のひとり、伊野ほさなちゃん。
出演シーンは少なかったのですが、笑顔で頑張ってました!
ただ、私的には、衣装がオバサンぽかった(笑)
もう少し若い服を着せてほしいな〜なんて思いました。
ダンスシーンでは、センターで踊ることもあります(爆)

アンサンブルのひとり、竹内真理ちゃんのダンスも拝見しました。
背が高く、ダイナミックなダンスですね。

小さい子もたくさん出ていましたが、
誰が誰やらさっぱりわかりません(笑)
その中で、たぶん彼女だと思います。
佐澤舞花ちゃん。
小さい子の中では、表情付けが良かったです。
ダンスというか、リズム感もありました。
パンフレットのコメントを見ると、初舞台なのかな?
面白い存在ではありますね。
ちなみにパンフレットのコメント、なかなかいいです(汗)

総括

ほんと、家族みんなで楽しめる舞台です。
特にハイジの小崎愛美理ちゃんの実力は、驚くべきものでした。
これだけでも見る価値ありますね。
彼女だけ見てても楽しいですし。
機会があったらもう一回観たいくらい、内容の濃い舞台でした。


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