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「タップダンスフェスティバル」2003年6月感想

満足度星星空星空星空星
公演時期 2003年6月7日~8日
会場 銀座 博品館劇場
主催 博品館劇場
協力 日本タップダンス協会
監修 吉田タケオ

観劇感想

私が応援する、伊野ほさなちゃんが出場するということで、 会場に足を運びました。 私が見た回に出演したスタジオグループは、

  • ゴトウ・タエコ スタジオ
  • 高杉寿ダンスアカデミー
  • HIROタップダンスシティー
  • LAS CHISPAS
  • じん満&リズムステップス
  • 中村弘子タップダンススタジオ
  • スタジオ タップ72
  • 穴田英明 Tap Dancing ゛VIEW゛

です。タップだけの舞台は初めてなので、見ている私も少し緊張しました。

印象に残った人

高杉寿ダンスアカデミーの高杉桜

おそらく、主催者の娘さんでしょう。 表情が豊かだし、タップの切れ味もすばらしいです。 当たり前ですが、楽しそうにタップを踊ることが重要ですよね。

中村弘子タップダンススタジオの後浜龍太

いや、マジすごい。 タップの上手い下手というのは、素人目だと、なかなかわからないです。 ミスしたとしても、素人にはそれでOKと映ってしまうこともしばしば。 だがしかし! 彼のタップは、誰が見てもすごいとわかるでしょう! 背が高く、足も長いためにすごく見栄えがいいです! 高速タップをすることが、上手いというわけではないですが、 彼の高速は異常!! メッチャ切れがありました! タップの実力者という言葉から、『GANg』の郡司先生や、 太田彩乃ちゃん、加賀谷一肇くんが自分では連想されますが、 おそらく、タップに関しては誰よりもうまいでしょう。 見応えありました。

HIROタップダンスシティー

静岡からの参加です。 他のタップの演目と微妙に違い、深いストーリー仕立てです。 迫力があるし、とても面白い。 ただ一点、ひとり、舞台で泣き崩れるところがあるのですが、 そこが長すぎ!! 印象深いシーンで、 そういうシチュエーションだからこその長めの演技、 とは思いますが、さすがに見ていて飽きました。 ここは改善の余地ありでしょう。

でもって、私が応援する伊野ほさなちゃんは、 じん満&リズムステップスに登場。 正直、普通。 表情付けは演技をやっているということもあり、上手です。 タップもまずまず良かったのではないでしょうか? 背が低いこともあり、子供グループと一緒に紹介されてます(笑) 本当は(この時点で)高1です。

山田里穂ちゃんも、なかなか可愛らしいルックスで、いいです! ただ、堀渓夏ちゃんはちょっと残念。 年齢が低いことはわかりますが、あまりにも表情無さすぎ。 わざとそういう演出なのでしょうか? だとしたら仕方ないですけど。

総括

タップだけで自分を表現するというのは、本当に大変。 歌や喋りで誤魔化せないですから。それを再確認しました。ただ1点、タップダンスが好きな人でないと、観劇は苦痛だと思います。舞台で演じている人には申し訳ないけれど、タップだけでは観ている方はつらい部分もあります。ましてや舞台観劇が苦手な人なら尚更。正直、相性はあると思います。全ての人におすすめできるというものでもない。押しつけがましくなるのがつらいところ。

※敬称略