公演時期 | 2001年4月3日~4日 |
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会場 | かめあり・リリオホール |
脚本 | 福田陽一郎 |
原案・脚色・演出・振付 | 郡司行雄 |
作詞・作曲 | 玉麻尚一 |
装置 | 結城栄治 |
作詞 | PAORA |
美術 | 孫福剛久 |
照明 | 森下泰 |
音響 | 柴田道幸 |
衣装 | 前野敦子 |
舞台監督 | 今村聰 |
あらすじ
観劇感想有名子役のステップ的存在の舞台1993年から続いている、子役さんを中心とした舞台です。 基本的には、子役さんたちが次の舞台のためへのステップ、 と位置づけられるかもしれません。 それを証明するかのように、今までこのGANGで活躍された子役さんは、 有名になる方が多いです。 僕が知っているだけでも、秋山純、坪井美奈子、樋口智恵子、 小林登美子、渡辺麻衣、谷井理衣、瀧本瞳、浅川千裕、大熊亜理紗、 加藤あすか、石渡茜、田畑亜弥、保科綾子、服部ジュン、前田織里奈、 近藤花、斎藤美代、為田真美、岡崎桂子、古賀久美子、 小此木麻里、中野璃奈など、他にもたくさんいます。 元アニーの前田織里奈、田畑亜弥、 元アニーズの為田真美、服部ジュン、保科綾子、斎藤美代、高橋あゆみ、 グレイス役では瀧本瞳。 アルゴで活躍していた方もたくさんいますね。 それだけ「GANG 」の舞台は、基礎がしっかりしていると思います。 さて、今回は、今までとちょっと違うところがあります。 ビルという主人公は、 ほとんど女性が演じていましたが今回は男性も選ばれています。 しかし、ちょっと厳しいですね。 キーを低くして歌っているのだけど、やっばり違和感があるなぁ。 演技は頑張ってましたけど。 ランラン役の大澤恵歌は厳しいですね。 ランランという役は華が必要だから、大澤さんが選ばれたのだと思うけど、 演技は目をつぶってもいいから、歌を頑張ってほしかった。 リリー役の光武礼子かなり年上の色っぽいリリーでした。 本当にお姉さんって感じ。 演技もしっかりしていたし、歌はとても声量があってのびがありました。 なかなか良かったですよ。 もうひとりのリリー、茨木亜由美意外にヒットでした。 なによりも発音がしっかりしていて、すごく耳に心地良いです。 歌も演技も無難にこなしていましたし、ダンスも頑張っていました。 スカートがめくれた時、何気なく直す姿が女の子してました。 ローズ役は二人とも素晴らしい。GANGの舞台のローズ役と聞くと、いつも不安になることがあります。 なぜか、のどを痛めている人が多いんですよね。 リリーとローズのソロがあるのですが、そこでローズ役の子がまずいと、 本当に舞台全体が気分悪くなってしまいます。 しかし、今回の舞台では、それも杞憂に終わりました。 ローズ役 長谷川ゆうりルックスが良く、とても表情がステキでした。 私的的には一番好きかな? 歌も裏返ることなく、うまくいっていたと思います。 同じくローズ役の畠井佑好歌は問題ありません。 ただ、ちょっと印象が薄かったかなぁ~ 舞台映えするという部分では、長谷川ゆうりちゃんの方が良かったです。 ピックアップ子役さん、たくさん出ているのでチェックはたいへんですが、 あと印象に残っているのは、 伊野ほさなちゃんと西川智優ちゃん、垣内夕祈ちゃんかな? 伊野ほさなちゃんは、個性的な顔だちでけっこう印象に残りました。 表情も豊かで、なかなか面白い存在だな~と思いました。 西川智優ちゃんは、前回のココスマイルにも出ていた、 なかなか演技のうまい女の子です。 表情の付け方もうまいので、正直なところ、もっと活躍してほしかった! この子も、これからすごく伸びそうですね。期待大です。 垣内夕祈ちゃんは、とりたててどこが良かったかと聞かれると、 よくわかりません(笑) でも、なぜか印象に残るんですよね~ 表情は、けっこう良かったと思いますよ。 舞台映えするしないって、意外に重要ですから、 彼女には今後に期待したいと思います。 総括全体的に、とても良かったと思います。 他の人から、いろいろと不安(?)なことを聞かされていて、 ど~なることかと思ったのですが、 見た目には、まったく問題ありませんでした。 「特にここがいい!特にここが悪い!」というものはなかったけど、 安心して観劇できる舞台でした。 それって、すごく重要なことだと思います。 ※敬称略 |