公演時期 | 1997年3月28日~4月13日 |
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会場 | 青山劇場 |
原作 | ウィリアム・ギブソン |
翻訳 | 額田やえ子 |
演出 | マイケル・ブルーム |
装置 | 島川とおる |
音楽 | 岩代太郎 |
照明 | 沢田祐二 |
衣装 | 八重田喜美子 |
音響 | 高橋巖 |
舞台監督 | 矢野森一 |
あらすじ
観劇感想ど~しても一度、 天才と言われる大竹しのぶさんの舞台を観に行きたかった。 それがこの舞台を観る、第一の理由です。 たまたま時間があったので、観たんですけど、取ったチケットが中央一番前! 「ええっ~結構遅く取ったのに~!」 と自分で驚きました。 あまり人が入ってないのかな~と思ったのですが、会場は満杯。 どうしてあんなにいい席だったのか、ちょっと謎です。 内容的には、大竹さん一人を見ていればいいほど、圧倒される内容でした。 ちょっとヘレンは、私は好きでは無かったので。 あまりたいしことではないですけど、笑いのつぼが微妙にずれていました。 たぶん、観客層が主婦層だったためだと思います。 全然面白くもなんともないところなのに、おばさん笑いの合唱。 う~ん、ちょっとそこはついていけなかった。 気になった役者アニー・サリヴァン役の大竹しのぶテレビではよく拝見してましたが、生で観るのは初めてでした。 噂には聞いていましたけど、やはり凄いです! 演技力というか、体からあるふれるパワー? そういったものがビシバシ観客に伝わってきますね。 天才。あまり使いたくはない言葉だけど、彼女に対してはそれもうなずけます。 私が見た回は、意外にも大竹さんが噛んでしまった。 やっぱり、弘法も筆のあやまりっていうか、天才もミスすることかあります。 もちろん、その後は無難にこなしていました。 彼女を生で観ただけで、この舞台観にきた甲斐がありました。 ヘレン・ケラー役の寺島しのぶ漫画の「ガラスの仮面」のイメージが強いので、 もっと小さい役の人かな~と思ってたのですが、すごく大きかった。 そのイメージもあってか、なんかあまりパッとしませんでした。 本当のヘレン・ケラーがその当時何歳だったかはわかりませんが、 少女と言わないまでも、背の低い役者さんの方がいいな~と思いました。 主役は大竹しのぶさんですが、彼女は準主役です。 にしては、華が無さすぎ。 ヘレン・ケラーに華が必要かどうかはともかく、 見ていて面白くないんですよね。 たしかに良い演技してるように見えなくもないけど、 印象は希薄。 私的には残念でした。 ジェイムズ・ケラー役の川平慈英声のはりは、さすがにいいです(笑) 演技演技してるって感じがあるけど、そんなに鼻につくわけではないです。 さわやかな好青年ってわけでもないけど、 舞台上ではオーラ出しまくってました。 総括面白かったです。感動まではいかないですけどね。 出ている他の役者さんたちには失礼ですけど、 やはり大竹さんのひとり舞台でした。 あのパワーは凄いですよ。他の役者さんたちが霞んでしまうのも、 やもえないでしょう。 役もサリヴァンだったこともあり、インパクトは強かったです。 この後の「奇跡の人」では、ヘレン役を菅野美穂さんが演じました。 観に行けなかったことが残念。 ※敬称略 |