| ◆ 『オンリーワン 〜未来へのテイクオフ〜』 |
| ◆公演時期 | 2002年3月9日〜10日 3回公演 |
| ◆会場 | 横浜市 教育文化ホール |
| ◆作・演出 | 中村 俊也 |
| ◆音楽 | 八木橋 敬也/いまむら 直子 |
| ◆脚本 | プロジェクト∞ |
| ◆振付 | 川辺 かす巳/大塚 功治/芦澤 宏枝 |
| ◆振付・歌唱指導 | 中村 俊也 |
| あらすじ |
人気絶頂のアイドル大澤礼子が、 突然自分のマネージャーと結婚、そして、芸能界引退。 やがて二人の子供が生まれ、すくすくと育っていきますが、 母親の病気をきっかけに、二人は離ればなれになってしまいます。 母親の元の所属プロダクション『ホットドックプロモーションには姉のアキが、 父親の兄が経営する劇団『オンリー』には妹のひとみが、 それぞれ預けられます。 ふたつの事務所は共にライバル関係。 所属するユニット同士の確執、さらには、つぶしあい。 その先に待っていたものとは・・・ (パンフレットより一部抜粋) |
| 観劇感想 |
ハッキリ言ってミュージカルとしてはダメダメでした。 ただし! アイドルのイベント、アイドルの歌謡ショーと考えれば、見応えありましたね! 役者さんたちは超有名な子ばかりだし、誰を見てもそれなりの演技はする。 後半の歌謡ショーでは、アイドルアイドルした衣装も着てくれますし(笑) 自分が考えていた内容よりかは、楽しい舞台になりました。 いいんです、アイドルアイドルしてれば〜という人なら、 まったく問題無しですね。 ただ、やはりミュージカル、舞台として考えると、ツッコミ多いです(笑) 気になったのは、暗転。何回もやってるし、使いどころも意味不明。 別に必要ないんじゃないの?ってところが多かったです。 さらには、それに関連して音響、BGM、SE(サウンド・エフェクト) 音楽は、まぁ流れてるんですけど、BGMがないところが多く、 なんか間延びしたところが多かったですね。 1幕の終わりで、幕がおりるところとか・・・ ここはかなり気になりました。 そして音楽の使い回し。 『長靴をはいた猫』という舞台があるのですが、 それを作った音楽の人が同一人物なので、 まったく同じ曲を使っています。 『中途ハンパ・・・』や『ラブポーション』とか・・・ 使う必要性あるのかな? よくわかりませんでした。 アニーの『ルースターとハニガン先生』のナンバーのパクリもありましたけど、 まぁ、あのぐらいは許せますけどね。 一回観ただけで、話の内容わかるか疑問です。 私も2回見て、なんとなくわかったぐらいですから。 そして中途ハンパなことも本当に多すぎ。 争いごと、恋愛の行方、何もかも置き去りって感じ。 当てるスポットが多すぎるんですよね。 サザンクロスやシーカーズ、モーレツガールズ、フラッシュ、 いろいろなところに当たりすぎで、混乱しちゃいます。 話の流れが途切れることも多く、すぐに違う話題に移ってしまう・・・ これも問題ですね。話の脈絡もなにも、あったもんじゃないです。 最後のカーテンコールでの全員登場では、 当然のことながら、人数が多いため、 後ろの方はまったく見えない・・・・・ ちょっと悲しいです。 特に白数美里ちゃんや田島千愛ちゃん他、けっこう有名どころが端役。 しかも、ほんとに出番が少ない。これもまた悲しかった・・・ 年代設定も、よくわからないです。 小さい時にひとみちゃんがいて、 それから5年たっても、同じ身長・・・それはないでしょ? 大きくなった姿が奈月ちゃんだったらわかるんだけど、 あそこでちょっと錯覚起こしましたね。 気になった役者さんは・・・ 役者さんでは、やはり主役、 大沢アキ役の小高奈月ちゃんが良かったですね。 演技力は抜群だし、歌は最高! 清水彩花ちゃんの次くらいに匹敵しますね。 ダンスも切れがある! ただ、首をわざとカクッとやって見栄えを良くするところが、 ちょっと鼻につきました。悪いということではなく、 ダンスの切れをカッコ良くみせるためだと思います。 ちょっとそれが多すぎたかな? 性格的に、けっこうあっけらかんとしているんですね。 柔軟性があるってことを、なんとなく垣間見ることができました。 サザンクロスでは、 ユイ役の田中夕衣ちゃん、ナミ役の池内菜々美ちゃんがいいですね。 歌はまだまだだけど、存在感とダンスはとても良かったです。 二人ともルックスいいし。 サザンクロス、 最初は、名取未貴ちゃんがセンターでしたけど、後半は夕衣ちゃんでした。 私的には夕衣ちゃんの方がいいです。 ミキ役の名取未貴ちゃん。 歌唱力はなかなか声量があって良かったです。 パンフの写真と比べると、かなりやせてますね。 あんまり無理しないほうが・・・とお節介に考えてしまいます。 チー役の富田千尋ちゃん。 彼女も声量ありますね。 意地っ張りという役でしたけど、なかなか良い演技をしていました。 ただ、全体の印象としては薄い感じがします。 ケイ役の安藤盟ちゃんは、 怒ってる役より、のんびりした役のほうがいいですね(笑) 歌もけっこう頑張ってました。 エル役の太田彩乃ちゃんは歌、ダンス、そして演技ともに良かったです。 特にはダンスかな?見応えありました。 超カッコ良かったです! ユウ役の前田織里奈ちゃんはショートカット。 私的には好きじゃないです。 髪を丸坊主にしたせいだけど、ちょっと見てて痛々しい感じがしました。 ハッキリ言って、ウィッグ(つけ毛)なり、カツラなりをして、 女の子らしさをみせてほしかった。 そのほうがもっと見栄えあると思うけど・・・ ダンス、そして歌に大活躍でした。特に歌が良かったかな。 高い声で頑張ってましたね。 マミ役の為田真美ちゃんも、演技とダンス、良かったです。 やっぱり彼女の表情はいいですね〜惚れ惚れします。 演技力はあるし、ダンスではひときわその実力が光ります。 腰の振りとか、全身の切れとか、本当にいいです! 歌は、ちょっとのど痛めてたみたいで、残念でした。 私的には大満足! マイ役の藤田舞ちゃん。 モーレツガールズでは彼女と為田真美ちゃんが印象に残っています。 落ち着いた演技力、そして華麗なダンス、美しい気品ある歌声。 けっこうハマリました(笑) 特に為田真美ちゃんとの歌のかけあいでは、彼女の歌が引き立ってました! 彼女を見る事ができて良かったです! 遥役の中村友香ちゃんは、 自分が考えている以上にうまくてビックリしました! 声量もあるし、演技もうまいし、ダンスもうまい! 主催者の七光というわけではないですね。 まっ、アニーズですから実力があることは知っていたんですけど・・・ 自分の予想を上まわり、すごく嬉しかったです。 ある意味、嬉しい誤算(笑) たまに気を抜いているのか、ボーッとした表情になることもあるんですけど、 そのあたりを改善してくれると嬉しいな。 ナツコ役の松本有希子ちゃん、この子も元アニーズですが、 声質が気持ちよく、とても心地良かったです 喋り方がハマルんですよ(笑) それもプラスに作用して、演技もいいです。 優しそうな感じが◎です! 私的には応援したくなるタイプですね。 冬美役の佐藤友香ちゃん。 フラッシュのメンバーの中では、正直やや劣ります。 でも、ダンス、歌、演技ともに無難にこなしていました。 話によると、ピーターパンのジョン役では好演していたそうです。 阿呆森加代役の澤田祥子さん、 中川マリアン役の澤田夏子さんの両ベテランは、 当然のことながらうまいです。 演技もさるとこながら、歌唱のパワーは物凄い! 舞台が引き締まりますね。いうこと無しでしょう・・・ 幸太役の細木光太郎くんも、なかなかいいんじゃないですか? 変声期のあとの男の子って、 だいたい歌声が変になってしまうことが多いんだけど、 光太郎くんは、低音で歌えるっていうところが魅力です。 他の男の子も彼を見習ってほしいな。 『長靴をはいたネコ』で主役をやった、じゅりや役の金村じゅりやちゃん。 演技的にはまぁ〜良かったです。 ただ、ちょっとふっくらした(爆) 女の子だから、女性ホルモンとかの関係で難しいんですけどね。 見た目、脱力感があって、 真剣にやってるのか手を抜いてるのか判断しかねるところがあります。 悪くはないんですけどね。 池澤ひとみちゃんは、風邪をひいてたみたいで、 咳こんでいたり、鼻水ジュルジュルだったりで、たいへんみたいでした。 次回は頑張ってほしいです。 声は、もともとあんな感じだったような、風邪をひいたせいのような・・・ ちょっとわかりかねます。 他にも、田中美織ちゃん、松原恵ちゃん、 高橋慧ちゃん、安斎楓ちゃんが印象に残りました。 総括 たぶん、好き嫌いわかれますけど、 ある意味、私は楽しめました。 もちろん、アイドル歌謡ショーとして(笑) これだけ実力があるアイドルのショーなら、お金払えますね。 ただし、舞台、ミュージカルとしてはまだまだ発展途上だと思います。 いろいろ試行錯誤しながら、修正をしていき、 観客に喜ばれる舞台を作ってほしいと思います。 |
| トップ 観劇一覧 キャスト 女優 |