本文へスキップ

エターナルファンタジーはファミリーミュージカル公演サイトです。

劇団仲間「森は生きている」〔十二月物語〕1995年観劇感想

満足度星星空星空星空星
公演時期 1995年12月24日~27日(東京公演)
会場 東京芸術劇場 (中ホール)
演出 増見利清
振付 石田種生
効果 秦和夫
音楽 林光
歌唱指導 宮本貞子
美術 松下朗
照明 原英一・森脇清治
衣装 渡辺園子
舞台監督 高田潔
制作 溝口信夫

あらすじ

日は12月最後の日、 新しい年がもうそこまできている、夕方のことでした。 雪の降りしきる森の中を、ひとりのみなしごが、 たきぎを積んだ小さなそりをひいて家に帰ってきました。 みなしごが寒さにふるえがら家に辿り着くと、おばさんが言いました。 「もう一度森へ行って、マツユキソウをつんでおいで、 女王様のおふれが出たんだから」 女王様の言葉は絶対。 しかもマツユキソウは春に育つもので、 冬にあるはずがありません。 そうとわかっていながらも、 みなしごは、かごを持って森へでかけました。

もう日は暮れて外は吹雪です。 みなしごは激しい寒さでこごえてしまいそうになります。 とその時、森の奥の方にたき火の火が見えました。 それは、12の月の精たちが、 1年に1度の集まりのために、焚いてたのです。

観劇感想

ちょっと時間があったので、 東京芸術劇場で行われていた舞台を見ました。 それが「劇団仲間」の舞台です。

娘役が厳しい

話の内容とかは覚えていましたが、 キャスト陣はほとんど忘れました。 ただひとつ言えたのは、娘役が厳しかったですね。 何が厳しいかというと、年齢。 娘なんだから子役使えばいいのに~ と思うのは素人の考えかもしれませんが、 なによりもその娘役があまりにも老けすぎた。 全然、娘では無かった。 これはまずい。かなりショックでした。 舞台というのは、観客にとって夢を与えてくれる場所ですから、 正直、洗練されたものを見たいです。

まぁ、気になったのはその娘さんのところだけで、 内容的にはまずまず面白かったです。 民話というか、昔話ですね。こういう舞台を、たまに見るのはいいです。 ほんと、たまにだけ。

後日観劇感想にも出てきますが演出が変わると、この「森は生きている」は化けます。恐ろしいほどのエンターテイメントに。演出によってこんなにも変わるものなのかと驚かされました。

※敬称略
キャスト表