◆  『BOYS BE・・・ALIVE −TRY AGAIN−』

◆公演時期   2000年4月1日〜9日
◆会場 銀座 博品館劇場
◆原作 イタバシ マサヒロ・玉越博幸
◆脚色・演出 村尾 幸三
◆照明 永沢 光博
◆音響 阿部 淳夫
◆衣装 木鋪 ミヤコ・大家 博美
◆舞台監督 中津 政一

あらすじ

今日もまた、学園が始まる。
変な先生に、変な男子、そして変な女子。
和気あいあい学園生活を過ごしていながらも、何かが足りない・・・
そう、恋愛だ!
男子も女子も、そのことになると不思議とソワソワ・・・
恋愛話から、それぞののストーリーが展開されます。


観劇感想

とにかくアイドル満載の舞台ですね。
もちろん、それゆえの集客数を見込んでのことです。
アイドルたちに演劇の勉強を積ませるため・・・ってこともあるのかな?
なにりよも、つまらない舞台でなくて良かったです。
思っていたよりも、ずっと面白かった。

演技的に、うまい子がたくさんいたこともあるし、
他にもベテランの役者さんが加わっていたせいですね。
ドタキャンがあったことは、ご愛嬌かな・・・

気になった役者さんは・・・

主役・・・は誰だか特定はできませんが、
まずはミズホ役の酒井彩名ちゃん。

ドラマやビデオ、バラエティーでも活躍しているということで、
演技はなかなか良かったです。
自然な演技というか、
地というか(笑)素直な自然に演技ができていました。
ぎこちなさはあったけどね。

斉藤留美役の中島礼香ちゃん。

ほんわかタイプの礼香ちゃん。そのまんまの性格の役でした。
だからと言っては変だけど、
とても舞台になじんでいましたね。良かったです。

下田役の桂亜沙美ちゃん。

真打ち登場(笑)

たぶん、彼女を観るために、この舞台を観にいったと思います(汗)
さすが亜沙美ちゃん、演技力は他のアイドルたちを圧倒しています。

物憂げな表情は良いし、揺れ動く女心みたいな複雑な表情もいい・・・
ベテラン役者さんに負けないくらいの、すばらしい演技でした。
本当は歌も聞きたかったんだけどね・・・・・

リナ役の奈良沙緒理ちゃん。

彼女の演技もうまい。
ぬぼぉ〜としているようで、
サバサバとしている演技、なかなかうまいですね。
明るい性格、柔軟性、ファンを大切にするところも彼女の魅力でしょう。

ちなみにこの時、握手会もあったのですが、
彼女の握手は本当に力強かったです。
小さなことだけど、こういった行為が、ファンを増やすんでしょうね。
特に沙緒理ちゃんのファンではないけど、そう感じました。

話ずれますけど、政治家も握手が資本です。
手袋で握手をするなんてもってのほか。
かならず生握手。そして当然両手で。
これをやらないのなら、
政治家辞めた方がいいですね・・・って誰もならないけど。

矢島明子役の斉藤のぞみちゃん。

プチ不良の演技、お見事でした。
ただの不良ではなく、
その内面に隠されているものまで演じなければいけないので、
けっこう重要な役でした。それをうまく表現できてましたね。
私的には、けっこう好きです。

伊藤役の三原珠紀ちゃん。

短気で粗野な感じの役どころでしたが、なかなかの好演でした。
その性格のまま恋する乙女を演じるところなんて、
なかなか複雑で良かったです。

寺田ゆみ役の吉川茉絵ちゃん。

この子もホワホワっとした役がらで、とても似合ってました。
憂いげな表情も良かったですね。

松本役の中丸シオンさん。

声量のある響き声が特徴。
たしかに声で特徴あるのはわかるんだけど、
もうひとつ何か足りなかった。

美久役の尾羽智加子さん。

子役でけっこう有名だったらしいです。
演技の実力はまずまずでしたけど
、役自体がちょっとイマイチだったので、
本領発揮できませんでしたね。
なんか慌ただしかった。

新島香苗役の木下統耶子ちゃん。

初めて見た中では、一番印象に残りました。
大阪弁というのもいいし、その喋り方もかわいい。
演技もマズマズだし、ルックスは最高クラス。
アイドルとしては言う事なしですね。

ただ、今後活躍できるかは、彼女の努力と運しだいでしょう。

ユリ役の土田あいちゃん。

う〜ん、こんないい役者を端役あつかい・・・
私的には納得いかないですね。
もちろん本人が一番納得いかないだろうけど。

この舞台には毎回特別ゲストが登場するのですが、
私が観た日はおはスタで有名な『ベッキー』が出ていました。
登場時間自体はほとんど無いのですが、演技的には自然でしたね。
けっこう実力の一端を垣間見えました。

本来タキ役で村田洋子さんが出るはずだったのですが・・・
急病のようでした。

アイドル以外にも、たくさん役者さん出演されているのですが、
一番印象に残ったのは、正力愛子さんですね。
やっばりアイドル演技とは一味も二味もちがいます(当然だけど・・・)

途中途中ではあるけど、
彼女がこの舞台を引っ張っていたかもしれません。
彼女を観るということだけで、この舞台を観に来た甲斐がありました。
とても素晴らしかったです。

正太郎役の幸村吉也さん。

舞台のテンポが早いので、役者さんたちも早口のところが多いです。
特に幸村さんはたいへんでした。
たぶん、準主役と言っていいでしょう。

セリフが多いぶん、
噛まないように早口で喋る・・・とってもたいへんだったでしょうね。
聞きにくいところは、ほとんど無かったと思いますが、
いかに早口を耳に聞き入れるかの方が問題ですよね(笑)
本物の役者さんだけあって、舞台上の存在感は抜群でした。

総括

アイドル満載で、ある意味楽しかったです。
舞台自体もそれほど悪くはなく、
『こういう雰囲気の舞台なんだぁ〜』と、
自分の中で納得することができれば、
問題ないでしょう。

テンポが早いため、好き嫌いあると思いますが、
これはこれで楽しかったです。
若い人向けであることは、言うまでもないですけど。


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