公演時期 | 1994年8月16日~20日(東京公演は7公演) |
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会場 | 東京厚生年金会館 |
原作 | ローラ・インガルス・ワイルダー |
脚本 | 吉田秀穂 |
演出・作詞 | 奥村達夫 |
作曲・編曲・音楽監督 | 八幡茂 |
作詞 | 岩谷時子 |
振付 | 名倉加代子 |
美術 | 石井みつる |
衣装 | 小峰リリー |
音響 | 小幡亨 |
照明 | 三上良一 |
声楽指導 | 呉富美 |
舞台監督 | 粟飯原和弘 |
プロデューサー | 中澤希六 |
あらすじ19世紀半ば開拓時代のアメリカ合衆国西部。 ウィスコンシンの『大きな森の小さな家』で暮らしていたインガルス一家は、 希望とフロンティアスピリットに燃えて、住み慣れた地を離れ、 未知なる地へと向います。 父さん(チャールズ)母さん(キャロライン)長女(メアリー)次女(ローラ) 三女(キャリー)の家族5人は、 長く苦しい旅に果てにカンサス州の雄大な大草原へたどりつき、 そこで新しい暮らしを始めることになりました。 「何もないけど何でもある」大草原は、 彼らに大いなる幸せを約束しているかのように見えました。 しかし。 観劇感想ローラ、キャリーはダブルキャストです。 私が観た回は、爲田真美ちゃんと(これは絶対)、 金城亜美ちゃん(たぶん・・・)の方です。 東京厚生年金会館大ホールで、 真ん中ぐらいの席だったのですが、舞台から遠い遠い。 表情を見分けるにも苦労しました。 気になった役者父親、チャールズ役の目黒祐樹松方弘樹さんの弟として比較されることが多いのですが、 どうしてどうして、そんな醜聞など吹き飛ばすほどのいい演技でした。 母親、キャロライン役の前田美波里ミュージカル女優として有名であること疑いなしです。 ただ、歌い方は好き嫌いわかれますね。私的には好きではないです。 母親としての演技は本当しっかりしていてすばらしいの一言。 グレン役の塩沢トキハッキリ言ってそのまんま(笑) でもそれが、塩沢さんらしいんですよね。 演技というか地というか、 自然にかもしだすことを舞台でやるのは本当にすごいです。 へんに芝居芝居してないっていうのは難しい。 そのへん、塩沢さんはベテランです。 エドワーズおじさん役の小松政夫どんな感じかな~と思っていましたが、まったく心配の必要無しです! やっぱり舞台なれしているせいか、すごくうまいです! 普段お笑いのお仕事が多いから、偏見の目で見てしまいがちですが、 この舞台を見れば、小松さんの実力を思う存分みせつけられることでしょう。 ネリー役の胡桃沢ひろ子元桜っ子クラブというアイドルグループのひとりで、 ソロデビューも果たしたアイドルです。 ということで、ちょっと心配でしたが、意外や意外、かなり良かったですね。 メチャクチャ歌が上手い!というわけではないけど、 無難に『一週間』のナンバーを歌えていたし、悪くなかったですね。 それよりも、ちょっと高飛車の演技、すごく上手でした。 アイドルというのは、彼女にとって過去の遺物に過ぎないのかも。 立派な女優さんです。 長女、メアリー役の柳志乃元アニーです。 ある意味、彼女と爲田真美ちゃんを見るために、この舞台を観た(笑) う~ん、やっばり彼女の演技はいい! 特に目が見えなくなるところのシーンなんて秀逸! 彼女の場合、独特の雰囲気があるんですよね~そこがまたいい! 穏やかで優しい表情、好きですね~ 次女、ローラ役の爲田真美良かった~真美ちゃんで(笑) なによりルックスがいいし、舞台上で華として光りますね。 明るく元気なローラ役、メチャクチャ良かったです! 総括見応えありました! エンターテイメント性のようなものではないので、 楽しめるというより感動させるって感じです。 そういうこともあり、面白味にはかけますね。 2回は観たくないかな。1回でお腹いっぱい。 ※敬称略 |