◆  『水色時代』

◆公演時期   1996年12月20日〜1月5日 1月11日〜15日
◆会場 銀座 博品館劇場・シアタードラマシティ
◆原作 やぶうち 優
◆演出 三ツ矢 雄二
◆音楽 佐橋 俊彦
◆台本 武上 純希
◆振付 玉置 千砂子
◆美術 宮原 修一
◆衣装 佐藤 奈美・小島 幸
◆音響 小幡 亨
◆照明 林 之弘
◆歌唱指導 実川 俊晴・青木FUKI
◆舞台監督 近田 佳明

あらすじ

大人でもない、子供でもない、そんな中途半端時代を『水色時代』
小学校を卒業した河合優子は親友の多可子とともに中学校へと進学する。
そこへ幼なじみの博士と会う。
今まで眼鏡をかけていたのだが、コンタクトレンズにした博士は、
まるで別人のようであった。その博士に親友の多可子は一目惚れ。
さらに優子が好きな『みやう』が現れ、恋愛四角関係へと発展していく・・・・・
(パンフレットより一部抜粋)

観劇感想

今までもこの舞台は『姫ちゃんのリボン』『赤ずきんチャチャ』
『リリカSOS』と続いてきたんですが、今回は一変しましたね。
なぜかというと、役者にジャニーズを入れたことです。

これによって集客力が倍増しました。
ジャニーズの力を入れなければいけないというのは、ちょっと寂しい気もしますが・・・
したがって、当然のことながら、客層も変わります。
いわゆるジャニーズファンの女の子たちが押し寄せ、観客はほとんど女子。
男は数える程度で、かなり肩身のせまい思いをしました(T_T)

今回、このミュージカルの振付として、玉置千砂子さんが担当されていました。
いやぁ〜月日の経つのは早いというか、人は成長するというかぁ、
すごく考え感慨深いものがありますね。

気になった役者さんは・・・

主役、河合優子役の鈴木真仁さん。

アニメでも主役の河合優子の声優でもあります。
確かに声質はアニメのまんまで、演技的に悪くはないですけど、
正直、華がないですよ、舞台主役としての。

主役ではあるからには、観客の視線が一点に集中します。
それに耐えられるかといわれると、そうはいかないでしょう。
主役のなのに観客の視線が、毎回あっちこっちに行ってしまう・・・
そんな印象を受けました。
歌はレコードを出しているだけあって、うまいですね。

高幡多可子役の樋口智恵子ちゃん。

ずいぶんと美人になった・・・
それはともかく、この舞台では実質的にサブ主人公でした。
彼女も、このアニメの声優です高幡多可子役です。
かなりスポットが当たるので、私的には大満足ですね。

演技的に気の強い役で、それでいて憎めない役。
こういうちょっと微妙な役はど〜かな〜と思いましたが、無難に演技をこなしていました。
淡々とした演技が多かったですけど、それは智恵子ちゃんワールドと言えましょう。
特に鈴木真仁さんとのかけあいの歌が良かったですね。ハモッたりしていて秀逸でした。

長沼博士役の秋山純くん。

で、でか!
そりゃ、『赤ずきんチャチャ』の時と比べちゃわるいですよね。
本当に身長も手足も伸びました。

演技の実力はさすがですね。とても安定しています。
ほのぼのとしたカ感覚というのかな?すごく良かったです。
そしてダンスも、ますますうまくなりました。ジャニーズの賜物ってことかな?

橋本識人役の佐野瑞樹くん。

ジャニーズJrとして有名みたいですね。彼のファンが大量に客席にいました。
その黄色の声援の凄まじいこと・・・・

歌はハッキリ言ってダメダメですよね。
だから普通の歌ではなく、ラップになったみたいですけど・・・
ラップだってかなり歌唱力いるんですよ。それを勘違いしてほしくないですね。
結果的に、この橋本識人役はあってもなくてもいいような存在でした。

北野深雪役の宮島依里さん。

彼女も、この役のアニメの声優です。
今回はメインとしてスポットが当たっていて嬉しいですね。
演技もいいですが、歌唱力の方がもっといいですね。
ダンスシーンも良かったと思います。

久我山夏実役の坂本真綾さん。

彼女も、この役のアニメの声優ですね。けっこう有名らしい。
歌は、透きとおるようなとてもすてきな歌声です。

総括

様変わりした客席ではありましたが、
舞台上では鈴木真仁さん樋口智恵子さんを中心に、
明るくさわやかな演技が展開され、楽しく観劇することができました。
ただ、客層が客層なので、男が見ようとする意志を無くしかねないです。



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