アルマット第2回アトリエ公演「ユニクロ」 2008年

◆公演時期   2008年8月22日〜24日
◆会場 演劇制作体V-NETアトリエ
◆作 井保学
◆演出 井保三兎

あらすじ
シマダヨシコは、ちょっと変わった女の子。
ヨシコの父親、シマダカツオも変わったお父さん。
ある日、ヨシコに宿題が出されます。
「一番大切なものと欲しいものというテーマで作文を書きなさい」
何を書くかに迷うヨシコ。
そしてお父さんにも難問が・・・
(チラシより、一部抜粋)
観劇感想
私が観たのはBチーム。
客席が40〜50席ほどの小劇場。
こういった場所は何度も見ているので、
狭さは全く感じませんでした。
慣れの問題ですね。
公演時間は30分ぐらい。
劇団の舞台ですので、子役は数名でほとんど大人です。

ユニクロは、基本は日常生活におけるコメディでしょうか?
ただ、どんどんブラックユーモアになる感じです。

内容的には家族愛がテーマかな?
母が外国人と付き合うとこになったり、
兄と遊んでいたはずなのに、兄が死んだという電話がきたり、
ヨシコはペヤングの焼きそばがなにより好きだとか、
ドラフトで子供が選ばれるとか・・・
いろいろ深い話で、
本当なのか、夢なのか、幻なのかわかりません・・・

兄のマサトシが、ふるえながら走るところ。
過去のプロレスラーマサ斉藤Tシャツを着ています・・・
このネタ、プロレスファンじゃないと意味がわからないでしょうね。
私は良くわかりますが。

ちなみにこの「ユニクロ」というタイトルは、
高級ブランド(容姿や職業等を含めて)ではなく、
「ユニクロ」という「安くても良い物」みたいな意味合いでしょうか?

このヨシコ役の加藤果林がかなり目立ちます。
年齢が何歳なのかわからないのが残念(汗)
高校生か、それより上の感じかな〜?
とにかく、声の発声が抜群。
透明感があって非常に綺麗な声質。
セリフの声量があって、じつに聞き取りやすい。
これは何かトレーニングしてますよね?
回りの人とは段違いに違いますから。
段違いすぎて、違和感覚えるほど(笑)
演技的には不思議系な女の子役なので、
自然な演技ではないんですけど(汗)
それはそれでOK。
なかなか面白い役者だな〜と思いました。
この子は新発見。

総括
物語としては、不思議さ全開で意味はわかりません(汗)
父の悲哀が少し入ってるでしょうか?
あまり私には伝わってきませんでしたが・・・
キャストの加藤果林が面白いかな〜という感じです。

(敬称略)


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