◆  『花やしきアクターズスタジオフェスタ』2006年

◆公演時期   2006年7月31日(月)
◆会場 浅草公会堂

イベント感想

全席自由ということで、私も暑い中並びました。
観に来た方々も暑い中並んでいました。
開場。
入ってみるとほとんどが関係者席の張り紙・・・・・・
なんなんでしょうか、これ?
もちろん、今までにも関係者席の座席というのはありましたが、ごく一部。
今回の場合はほとんどの席が関係者席・・・・ちょっとやりすぎです。
後方からだと、どこが関係者席か全くわかりません。
しかも、先に入った人がキープするために座席に物を置いたのか、
最初からしおりのようなものが置かれていたのか全くわからず、どこに座っていいのかもわかりません。

仕方なく、私は関係者席と貼っていない席に着席。
少しの間は何事もなかったのですが、突然カメラマンから、
「そこは座るな」の命令口調。
意味がわかりません・・・・・・
関係者席と貼っていないから座ったのに。
しかも数分たった後で、劇場内は人であふれかえってます。
カメラマンに言わせると、ここはカメラで使うから座るなとのこと。
それなら最初から張り紙なり、ロープなりして座らせない手段は多々あるというのに。
私以外にも他の家族が座ろうとして、拒否されていました。
こっちはお金を払って観に来たお客だというのに、命令口調。この対応はどうでしょう?
自分ではいつも冷静だと思い込んでいる私でも、
「責任者呼んでこい!!」
と言いたくなりました。
こんなところで争っても自分が虚しいだけですし、
他の方にご迷惑をかけるのも嫌だったので他の席に移動しました。
一度は我慢しましたが、二度目はどうなるかわかりません。
劇場内スタッフの改善を激しく求めます。
外部からの機材スタッフの可能性もありますが・・・・・

さて、嫌なことは記憶の隅に遠ざけて本編。
基本は花やしきアクターズスタジオさんの発表会です。
アイドルコース、プロフェッショナルコース、ダンスコース、声優コース、
声優ジュニアコースがあるようです。
さて、始まる前にアクターズ生のひとりにピックアップしたドキュメントVTRがありました。
3人特集されていました。
ど〜いう人選なのかはよくわかりませんが、とにかくも、これから頑張ってほしいです。
家族の方のサポートは大事ですが、最終的には本人の努力ですから。

オープニングは生徒さん全員によるダンシブルな「浅草 ASAKUSA」
ここが一番良かったですね(爆)
すごく盛り上がりましたし、中華街に出てくるような竜(?)も秀逸でした。

ちょっと面白いな、と思ったのは客層。
なんとはなしに手拍子が入るんですよ。浅草っぽい感じなのかな?

「牛若と鬼若」
まぁ、いわゆる源氏と平家の争いの話ですね。
ここのナレーションがグタグタ。何を喋っているのかわかりません。
さらに声優編。
スライドの画に合わせてのアフレコ。
さらには役者が登場し、声は声優コースの人が担当します。
これまたグタグタ・・・・・・・・かなりやばいんですけど。
女の人の声優さんがひとりうまかったのですが、それ以外はつらかったです。
そもそも無理に声優コースだからといって、声だけをやらせない方がいいと思います。
声優さんだって、普通に演技しますから。

後半は「牛若丸と弁慶」
牛若丸は、サッっと軽やかに俊敏に動いてほしかったです。
どのあたりが牛若丸なのかと・・・・・・

殺陣もあるのですが、まだまだですね・・・
ただひとり!弁慶役をやっていた男性はなかなかやりますね!
薙刀の殺陣も良かったですし、なにより気迫、表情がいい!
このくらいやる気を見せてほしいな。

坂本みゆさんの曲「一番大事な言葉」
うん、ほんわかとしたなかなか良い曲ですね。

「Sweet Angel」という三人のユニット。曲は「スィートエンゼル」
普通に「Sweet Angel」というユニット名を聞いて、ジュニア関係なのかな〜?と思ったのですが、
いきなり、ギャル系3人なんですけど(爆)
そっちの路線のようですね・・・・・・

「花やしきちゃん'S」という二人組のユニット。
曲は「浅草花やしき ちゃん'S音頭」と「さようなら小泉さん」
「さようなら小泉さん」は、基本はテニス部の先輩の話のようですが、
意味合いは間違いなく小泉総理です(笑)
9月発売ということもあり、9月で任期が満了するのに合わせているのは言うまでもないです。
戦術的には間違ってないと思います。

さて、ようやく「花やしき少女唄歌劇団」のステージです。
当初は7曲でしたが、時間の関係上(?)6曲になりました。
その前に、私もよくわからないうちに新メンバーが追加されていました。
清水加奈子ちゃん。
なるほど、ルックスは華がありますね。
ダンス関係はあまり観ていなかったので、次回じっくり観させてもらいます。
というより、彼女が出るナンバーはまだ少ないと思います。「デンジャラス」ともう一曲ぐらいかな?

今回はステージが広くなったこともあるのでしょうか?
通常の立ち位置が違っていて新鮮でした!

栗田栞、松田ひかる、山本愛星については毎回のことながら言うこと無し。
今回は松田ひかるのダンスが柔らかで印象深かったです。
オリジナルの曲で椋木えりのソロを聞いたのですが、なかなかいいですね!
ダンスもしっかりしているし、今回から上記3人に加えて4人のカルテットになりました(笑)
この4人が安定して観られるから本当に楽しいです。
「デンジャラス」のナンバーは、この4人がキーですから。

さて、今回は少しミュージカル系な演技がありました。
某ミュージカルのカバーです(爆)
みんなの憧れなんでしょうね。
栗田栞、松田ひかる、山本愛星はベテランなのでまたまた言うことなし!
一番気になったのは山本愛星。
演技というかセリフづかいが抜群にうまい!
本人相当ミュージカルとか演劇に飢えてるんじゃないでしょうか?
ひとり舞台でもいいから、やってほしいな〜(笑)

理由はわかりませんが、小さい子のメンバーでは、
清水加奈子、澤田樹里亜が目立っていたように思えます。
実力的にはまだまだなものの、存在感自体は見るべきものがあります。
いずれ有名ミュージカルの舞台に上がることが、ないこともないこともない(爆)
というかまだまだこれからのお子さんですから、じっくり成長していってほしいです。
岡島瑠香は、演劇的なキャラとすると面白いものがあります。
キャラ的にいけるかもしれませんね。ちょっと独特な感じがいいです。

基本は以上で終わりなのですが、この後、「花やしき少女歌劇団」
2期生の最終オーディションが公開されていました。
公開オーディションは、さらに緊張するでしょう。
合格者等の詳細は公式サイト等でわかると思いますので、そちらを参照してください。

花やしき少女歌劇団の紹介コメントで、アイドルを目指すというのがありました。
初めて聞いたんですけど(爆)
あ、アイドルを目指す集団だったんですね・・・・・
最初の目標として、akb48をライバルとしていきましょう!


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