◆  キョロちゃん夢ファンタジーミュージカル2006

あらすじ

キョロちゃん、マシュマロ博士、シュガー、マロン、ストロベリー、キャラメル、
ナッツ、ビスケットとともに、キョロちゃんタウンからエクスプレス号で、
ファンタジーランドへ出発だ〜!


観劇感想

森永の商品を買って、チケットが当たるということなので、
チケットは一般発売されていません。
ど〜やら、今回は10万枚以上の相当な数の応募があったようです。
来年も狙う場合は、たくさん森永商品を買わないとだめでしょう(笑)

座席は当然のことながらいっぱいです。
子供たちの熱気と、空調が止まっていたせいか、最初はかなり暑かったです。
始まる直前になって空調が効いた感じですね。

子供たちがとても元気が良く、さらに反応もいいです。
こういう場合は役者さんはやりやすいです。
始まる前に、マシュマロ博士(キョロちゃんタウンの発明家)と助手のシュガーによる
客いじり(MC)があるのですが、客受けがいいのでのびのびとやっていました。
じつはこの二人、一部終了後、さらには公演後にも長めのMCがあります。
これはたいへんです。
ミュージカルもやるし、MCもやる、相当たいへんだったことでしょう。

たいへんだったと言えば、キョロちゃん。
まぁ〜、キョロちゃんはキョロちゃんなので、
中に人がいることなんてことは・・・言えません(笑)
背が低いことを考えると、女性ですね。
これはたいへんでしょう・・・・・・
着ぐるみは動作を大げさに見せなければいけませんから。
しかも最後まで顔は出せない・・・
本当にたいへんだったことと思います。
それから・・・キョロちゃんの声優さんはおそらくタママ二等兵の人だな(爆)

内容的にはミュージカル・ミュージカルしていて、誰にでも楽しめる内容でした。
歌あり、ダンスあり、笑いあり、普通に楽しめますね。
出演者が8人ですので、ゆっくりと安心して見ることができます。
スクリーンに投影して登場するキャラクターがいるので、そちらも楽しいです。
ただ演技をする方は、おそらくキョロちゃんの声、映像の声がシンクロしているため、
それに合わせた演技をしなければなりません。ここもたいへん。
セリフを忘れたり間違えた場合、流れが変になってしまいますから。

衣装はマシュマロ博士とシュガーが白、マロンが緑、ストロベリーがピンク、
キャラメルが茶色、ビスケットが青、ナッツが白と茶色と、色合いも良かったです。

気になった役者さんは・・・

どこにも名前が書かれていないので、諸事情で知っている方をふたり・・・

マロン役の小林なつこさん。
ど〜やら、これからの逸材のようですね。
ルックスは美人で、演技もまずまずしっかりしていました。
今回は真面目(?)なエクスプレス号の車掌役。
スムーズに演技をされていました。
特筆すべきは歌でしょう。
かなり素晴らしいです。
声量ある歌声で、透明感があり、劇場内を響かせてくれました。
おそらく、今後表舞台へ出てくることが予想されます。
期待度大ですね。

ビスケット役の原田京ちゃん。
元東京メッツの女の子です。
もう女の子ではないのですが、彼女を見るとそう呼びたくなっちゃいます(笑)
ちょっとおとぼけキャラで、元気いっぱいという役柄。ある意味そのままの役です(爆)
地に近い(?)役なので自由に演技されていました。まぁ〜プロですからね。
3枚目的な役が彼女ということは、それだけ重点がおかれているということだと思います。

さらにはダンス。やはり彼女はセンターでした。
当然でしょう。明らかにレベルが違いますから。
あくまで私の見た感じですが、演技的にもダンス的にもしっかりとバランスがとれているのは、
彼女とナッツ役の男性だと思います。
このナッツ役の男性がなかなかいいんですよ。いい味だしていました。
ただ者ではありません。もしかしたら有名な人なのかもしれないです。
私的には、もう少し謎な部分という役柄があったら面白いのにな〜なんて思いました。
それだけ演技の幅が広そうに感じましたから。

話戻ります。
この舞台に限りませんが、冠(この場合は森永)がある舞台はたいへんだと思います。
企業の偉いさんたちの視線、企業イメージもありますから。
そういうプレッシャーをへて、相当な稽古の量があることは想像に難くありません。

ストロベリー役の方は、フリルのついたピンクの服を着て、アイドルチックな役柄でしたが、
意外とハスキーボイスでした。ちょっとビックリ。
もともとなのか、喉の調子が悪かったのかは謎です。

キャラメルは、どちからというと大人びたお姉さんタイプの感じでしょうか?

マシュマロ博士が、じつは運動神経がいいというギャップは面白い!
この人もただものじゃないですね。

シュガー役の人も、ジャグリングや、シガーケースを使った出し物をしていました。
これは役のためなのか?本人の特技なのか?これも謎です。
練習量は相当でしょうね。

総括
家族で楽しむには最適なミュージカルです。
かなり小さなお子さま向けです。
しかし、知能指数の低い私は思いっきり楽しめました(笑)
何より楽しいのが一番!!
時間を2時間強に伸ばしたら、他のミュージカルに匹敵しますね。
来年も観たい人は、森永のお菓子をたくさん買わなければなりません(爆)
お互いがんばりまししょう!


トップ     観劇一覧     女優