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エターナルファンタジーはファミリーミュージカル公演サイトです。

キョロちゃん夢ファンタジーミュージカル2006の感想

満足度星星星半星空星

あらすじ

キョロちゃん、マシュマロ博士、シュガー、マロン、ストロベリー、キャラメル、 ナッツ、ビスケットとともに、キョロちゃんタウンからエクスプレス号で、 ファンタジーランドへ出発だ~!

感想

森永の商品を買って、チケットが当たるということなので、 チケットは一般発売されていません。 ど~やら、今回は10万枚以上の相当な数の応募があったようです。 来年も狙う場合は、たくさん森永商品を買わないとだめでしょう(笑)

座席は当然のことながらいっぱいです。 子供たちの熱気と、空調が止まっていたせいか、最初はかなり暑かったです。 始まる直前になって空調が効いた感じですね。

子供たちがとても元気が良く、さらに反応もいいです。 こういう場合は役者さんはやりやすいです。 始まる前に、マシュマロ博士(キョロちゃんタウンの発明家)と助手のシュガーによる 客いじり(MC)があるのですが、客受けがいいのでのびのびとやっていました。 じつはこの二人、一部終了後、さらには公演後にも長めのMCがあります。 これはたいへんです。 ミュージカルもやるし、MCもやる、相当たいへんだったことでしょう。

たいへんだったと言えば、キョロちゃん。 まぁ~、キョロちゃんはキョロちゃんなので、 中に人がいることなんてことは・・・言えません(笑) 背が低いことを考えると、女性ですね。 これはたいへんでしょう・・・・・・ 着ぐるみは動作を大げさに見せなければいけませんから。 しかも最後まで顔は出せない・・・ 本当にたいへんだったことと思います。 それから・・・キョロちゃんの声優さんはおそらくタママ二等兵の人だな(爆)

内容的にはミュージカル・ミュージカルしていて、誰にでも楽しめる内容でした。 歌あり、ダンスあり、笑いあり、普通に楽しめますね。 出演者が8人ですので、ゆっくりと安心して見ることができます。 スクリーンに投影して登場するキャラクターがいるので、そちらも楽しいです。 ただ演技をする方は、おそらくキョロちゃんの声、映像の声がシンクロしているため、 それに合わせた演技をしなければなりません。ここもたいへん。 セリフを忘れたり間違えた場合、流れが変になってしまいますから。

衣装はマシュマロ博士とシュガーが白、マロンが緑、ストロベリーがピンク、 キャラメルが茶色、ビスケットが青、ナッツが白と茶色と、色合いも良かったです。

気になった役者

どこにも名前が書かれていないので、諸事情で知っている方をふたり・・・

マロン役の小林なつこさん。

ど~やら、これからの逸材のようですね。 ルックスは美人で、演技もまずまずしっかりしていました。 今回は真面目(?)なエクスプレス号の車掌役。 スムーズに演技をされていました。 特筆すべきは歌でしょう。 かなり素晴らしいです。 声量ある歌声で、透明感があり、劇場内を響かせてくれました。 おそらく、今後表舞台へ出てくることが予想されます。 期待度大ですね。

ビスケット役の原田京ちゃん。

元東京メッツの女の子です。 もう女の子ではないのですが、彼女を見るとそう呼びたくなっちゃいます(笑) ちょっとおとぼけキャラで、元気いっぱいという役柄。ある意味そのままの役です(爆) 地に近い(?)役なので自由に演技されていました。まぁ~プロですからね。 3枚目的な役が彼女ということは、それだけ重点がおかれているということだと思います。

さらにはダンス。やはり彼女はセンターでした。 当然でしょう。明らかにレベルが違いますから。 あくまで私の見た感じですが、演技的にもダンス的にもしっかりとバランスがとれているのは、 彼女とナッツ役の男性だと思います。 このナッツ役の男性がなかなかいいんですよ。いい味だしていました。 ただ者ではありません。もしかしたら有名な人なのかもしれないです。 私的には、もう少し謎な部分という役柄があったら面白いのにな~なんて思いました。 それだけ演技の幅が広そうに感じましたから。

話戻ります。 この舞台に限りませんが、冠(この場合は森永)がある舞台はたいへんだと思います。 企業の偉いさんたちの視線、企業イメージもありますから。 そういうプレッシャーをへて、相当な稽古の量があることは想像に難くありません。 ストロベリー役の方は、フリルのついたピンクの服を着て、アイドルチックな役柄でしたが、 意外とハスキーボイスでした。ちょっとビックリ。 もともとなのか、喉の調子が悪かったのかは謎です。 キャラメルは、どちからというと大人びたお姉さんタイプの感じでしょうか? マシュマロ博士が、じつは運動神経がいいというギャップは面白い! この人もただものじゃないですね。 シュガー役の人も、ジャグリングや、シガーケースを使った出し物をしていました。 これは役のためなのか?本人の特技なのか?これも謎です。 練習量は相当でしょうね。

総括

家族で楽しむには最適なミュージカルです。 かなり小さなお子さま向けです。 しかし、知能指数の低い私は思いっきり楽しめました(笑) 何より楽しいのが一番!! 時間を2時間強に伸ばしたら、他のミュージカルに匹敵しますね。 来年も観たい人は、森永のお菓子をたくさん買わなければなりません(爆) お互いがんばりまししょう!

※敬称略