公演時期 | 2006年4月4日 |
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会場 | さいたま芸術劇場大ホール |
プロデュース&総合演出/原作・脚本、音楽監督 | 井田國彦 |
感想NEWSエンターテイメントスクールさんの第5回自主公演です。 一部が発表会、二部がお芝居。 オープニングは出演者全員。 そして、最初のナンバー 最近は小さい子が登場することが多かったのですが、 今回はミュージカルクラスのベテランメンバーがいきなり登場! この順番はいいですね! 最初に実力者を投入することで、これからの公演内容も期待できる雰囲気になりますから。 2005エターナルファンタジー演劇大賞「聖橋 特別賞」にも選ばれた(笑) 山口麻未 彼女の表情の変化は見ていてとても楽しいですね。 いろんな表情を見せてくれて本当に飽きません。 ダンスも素晴らしい。 小林風花ちゃんと一緒という豪華なキャスティングに涙・・・ ただ、近場で彼女を見た時と、遠めから見たときとは印象が異なります。 やや離れたところからでは、あまり印象に残りませんでした。 遠くの離れたお客様にも表現できるものが今後の課題かも。 言うのは簡単ですが、それが難しいんですよね・・・・ 小林風花アルゴ・ミュージカル以来の観劇ですが、言う事がないほど素晴らしいです! 表情の変化も見ていて楽しいですし、さらにパワーアップしたダンスも見ごたえあります。 ただ今回はそれよりも、途中途中ではいるMC。 ここが印象的。 何が印象的かと言うと、そのボケキャラ(笑) あんなにはじけた感じでボケやギャグを繰り広げるとは思いませんでした。 おそらく、いろいろなことに挑戦しようとしているのだと思います。 その本人の意気込みが伝わってきました。 中村ひとみ彼女のダンス力は相当なもの。 この場面のみならず、後半の「Close Your Eyes」ではダンスの選抜メンバーが登場しますが、 その中でも一番目立ちます。 特に腕の柔らかな動き。私はここが一番印象に残りました。 橋本聖奈彼女は何よりもスタイルが抜群! 足が長いし、体の線は細いしで、すぐに目につきます。 ルックスも可愛らしくすごく穏やかな感じ。 これでダンスをするのだから、目立つのは当然かも(汗) ちょっとだけ気になったのはプログラムの写真。 あの・・・若すぎなんですけど(汗) 宣材写真だと思うので、変えてあげたほうがいいのにな~と、 おせっかいながら思いました。 小さい子では、柴本優澄美ルックスは可愛らしいですし、顔の表現力、演技、歌もなかなか頑張ってます。 これから面白い存在になるかもしれませんね。 宇田千夏は、ほのぼのとした表情が印象的。「GANg」の時は特に意識していませんでしたが、 体の線が細く、意外と足が長いことにビックリ。 スタイルいいです。 「いのちの名前」のナンバーでは高音を担当していました。 現時点で小学6年生なので、これからの成長がとても楽しみです。 さて、今回の公演で一番の驚きは、間違いなく根本玲奈彼女がこれからどういった方向性で進むかはわかりませんが、 芸能界関連に進むのであれば、間違いなく注目せざるをえない女の子でしょう。 服部杏奈、内藤もゆの、清宮愛絵理、高橋愛子、林愛夏、 彼女達を初めて見たときのような衝撃です。 彼女は何度も登場するのですが、とにかく異常に目立ちます。 たくさんの人数が出ているにもかかわらず、どこにいるのかすぐにわかります。 ルックスはとにかくかわいい。 目がクリッとしていて目立ちますし、ダンスの機敏なところもグッド。 表情もなかなか豊かだし、演技での喋りかたも可愛かったです。 タップもできるし、MCもできる!なんでもできちゃいます。 ちょっとすご過ぎなんですけど・・・ 雰囲気的に言えば後藤夢乃ちゃんのようですね。 ただ、もちろん、まだまだなところはたくさんありますけど。 その存在感は他社の追随を許さないほど。 根本玲奈という名前は忘れない方がいいです。それだけの逸材。 早くも今年の新人賞候補(笑) 一部の公演内容として、まぁ~いろいろありました(笑) 同じナンバーにもかかわらず、左半分のグループが静かで、右半分が弾けているとか(爆) 発表会なので、このぐらいはほのぼのしていいですね。 「グレイと・スピリット」のナンバーでは、 日下麻彩、小林風花、山口栞、三人のソロ+ハモリ。 これがまたすごいんですよ。 ひとりひとりのソロももちろんすばらしいのですが、 ハモリも鳥肌が立つほどの出来ばえ。 日下麻彩ちゃんは、元東京メッツのひとりなんですよね。 流石に実力あります。 山口栞ちゃんも凛とした立ち姿がいいですね~! 彼女も独特の雰囲気があります。 小林風花ちゃんは・・・・・言うにおよばず。 素晴らし過ぎ。 ある意味、彼女の歌声を聞くために来ました(笑) 透きとおっていて、穏やかで、それでいて迫力ある響き。 何も言うことはありません。 癒されました・・・ 第2部の演劇「魔法の仮面」プログラムの序列は滝沢路子ちゃんが上で、守山玲愛ちゃんが下ですが、 主役は守山玲愛ちゃんです。 滝沢路子ちゃんは、語り部的な存在です。 いわゆる特撮ヒロインものという内容ですね。 守山玲愛ちゃんが「仮面天使」に変身するというもの。 彼女は良くやっていると思います。 演技力はとてもすばらしいですから。 相変わらずベタベタな演技なんですけど、それがじつに見事にマッチしているんですよね。 この役に関しては玲愛ちゃんしかできません(笑) 完全にアタリ役。 表情の表現力は見ていてとても楽しいです。 この年齢にして、演技力はベテランですから。 気になったのは、中川裕蔵くんの登場。 じつは去年の自主公演の舞台のキャラで登場したんです。 つまり、去年見ていなければ、なんのつながりなのかさっぱりわかりません。 たしかに、中川裕蔵くんの独特の演技はすばらしいし、 矢島夏美ちゃんとのかけ合いは抜群に面白いです。 ただ、去年のキャラをもう一度使うのは、私的には好きではないですね。 他の役者としては、山田玲菜ちゃんは不良役でもかわいいし、 橋本聖奈ちゃんも不良役でかわいい。というか彼女は顔が優し過ぎ(笑) 兼尾瑞穂と奈良瞳もかなり出番がありました。 演技はすごくしっかりしているし、カツゼツもいいです。 次世代の「NEWSエンターテイメント」の重要な人材となることでしょう。 途中、滝沢宗茂がウクレレ(?)で子供たちに歌を聞かせる場面があります。 意味合いとしては平和をイメージしているのだと思いますが、 正直、いらないシーン。 舞台の流れとして全く必要ない場面ですから。 公演内容を長くさせるための時間伸ばし、 または滝沢くんを目立たせるための場面としか思えません。 滝沢宗茂くんは去年も見ていますが、 とても真面目そうで演技的にもまったりとした感じで、 少ない男子の中では将来有望な男の子です。 ただ、今回に関してはその存在自体がよくわかりませんでした。 もちろん、彼のせいではありません。 高瀬奈々ちゃんは、ルックスが優しい感じでかわいいですね。 今回は足をひきづっていました。怪我をしたのでしょう。 足にテーピングをグルグル巻いていましたが、頑張ってました。 演技もよくやっていたと思います。 滝沢路子彼女が最初に話しだした時点で、結末が読めました(笑) まっ、それはさておき、 元東京メッツですし、舞台経験も豊富なため、ダンス力、演技力はあります。 笑顔の作り方もうまいです。 「Close Your Eyes」のナンバーでは、優雅なダンスを披露してくれました。 最近では特撮ヒロインものにも出演していて頑張っています。 ということで、正直、殺陣がほしかった・・・・・ 相手がそれに対応できないとは思いますが、 せっかくの彼女の良いところなのに、それが見られないのは非常に残念。 総括2部に出ている出演メンバーはまだまだな感じです。 1部に演技のできる方がたくさんいるのに、こちらには出演していないので、 それがつらいんですよね・・・ 滝沢路子ちゃん、守山玲愛ちゃん、山口栞ちゃんぐらいでしょうか? 自分の演技を相手にぶつけることができないので、 本人たちもつらかったかもしれません。 正直、小林風花、中村ひとみ、山口麻未クラスがほしかった。 また、今回は1部、2部ともに中学生クラス、 高校生クラスの印象的な男子がいないのも残念でした。 男の子は部活動とかが好きになると、そちこらに移行することが多いですら。 それとも受験が重なったのでしょうか? どちらにしても、ちょっと残念です。 ※敬称略 |