◆  「YO_OYはじめヨーヨ!! 〜YO_OYレコ発記念ワンマンライブ!」

◆公演時期   2005年8月26日
◆会場 SHIBUYA RUIDO k2
◆プロデュース エザキマサル
◆振付 佐達ちはる

ライブ感想
ライブ感想ということで、番外編です。

まず驚いたのは、観客の多さ。
これにはビックリ。どういう客層なんでしょうね?
東京メッツからのファン、関係者、友達、100人以上はいたでしょうか?
とにかく開場は満杯でした。

前身に「OTOME5」があり、新ユニット結成、そして解散。
メンバーのひとり、古川英利子が退きます。
残り4人のメンバー、
さらに今井仁美が加入することによる「YO_OY」ユニット結成。
ということになります。
しかも初ライブからCD発売ですからね。すごいです。
ちなみに、このCD、めちゃくちゃ音質がいいです。
スタジオ録音、かなりいいところで録った気がします。
それともミキサーのせいでしょうか?
インディーズでこのレベルは、すごすぎのような・・・・・

さて本題。
超!ビックリ〜〜〜!!!
これはすごすぎ〜!!!
普通のアイドルユニットではありません。
完全なアーティストです。
すぐに、どこかのライブイベントに出しても全く問題ありません。
それだけの出来。

エザキマサルさんの作詩作曲ですが、
私的に一番好きなのは「あたし、つい…」です。
「ようよ」という韻をふんでいてなかなかいいです。
当然ユニット名である「YO_OY」と引っかかってます。

「TIME DRIVE COOL GIRLS」の曲も好きです。
特に中島由香利ちゃんのラップが最高!
弾けてる感じいい!

ダンス、すごいです。
これは5人とも申し分ないでしょう。
ちなみに、これはネタバレしていいのかわかりませんが、
言っちゃいます!
じつは全部、佐達ちはるちゃんの振付なんですよね。ビックリ〜!
「振付をする人がいなかったの?」というツッコミはともかく、
それすら必要ない、ちはるちゃんの振付はすごいとしか言いようがありません。
相当大変だったようです。
おそらく、ライブ本番以上に大変だったことと思います。
KUROYURIに対抗できる日が近いかもしれない・・・・・
・・・ってかその前に、他のメンバーが狙ってるかも(笑)

リーダーとして本当によく頑張りました。

歌唱力。
というか、4人ともすごいです。
コメントを書けないほどすごい・・・・・
すごい声量、声質、完全にプロです。

う〜ん、で、なんで4人って書いたかと言うと、
やはり今井仁美ちゃんは・・・つらい。
ダンスは申し分ありません。
4人に比べると明らかに歌唱力が見劣りします。
特にソロの場面はきつかったです。

ミュージカル、舞台という客層ではなく、ライブの観客。
当然、観客は耳が肥えています。
仁美ちゃんのソロもあるのですが、
その時の会場の雰囲気が「気まずいな〜」という感じでした。
ちょっと「引く」という感じ。
4人があまりにも突出しているので、かなり目立ってしまいます。

今井仁美ちゃんに関しては、
NEWSエンターテイメントや、他のライブでも歌われることがあるので、
私も聞いています。
彼女にとって、歌唱力は昔から弱点なんですよね。
努力をして成長はしているのですが、
今回のメンバーに関しては「浮き」ます。
私が言うよりもなによりも、本人が一番悔しいことでしょう。

ただ、ちょっぴりフォローすると、
私がプロデュースするのであれば、イマイチ歌がうまくない子も入れていいと思います。
仁美ちゃんは、このメンバーの中では最年少であり、マスコット的、癒し的存在。
他のメンバーが攻撃的、積極的であるので(爆)その対比としての存在は絶対に必要です。
それが仁美ちゃんだと思います。
清楚で、かわいらしく、少し弱点がある子がメンバーにいると、
ファンの人が逆にその子をささえたい・・・という気持ちになるかもしれません。
「モー娘。」でも、歌がイマイチな子がいるのはそのためです。
ファンがグループを成長させるんですよ。
それが=仁美ちゃんにつながるとは思いませんが、プロデュースする側にしてみると、
多少歌唱力が弱くても、他のメンバーと異なった雰囲気を持つ人は絶対に必要ですから。

もちろん、そんなことに甘え続けるわけにはいきません。
次回公演までに、努力、練習をしてくるでしょう。
その時にまた期待したいです。

メインである坂越由実子ちゃん。
彼女は2002年4月の「GANg」のローズ役、
そして「東京メッツ」でも注目していました。
ローズ役の頃から、歌はまずまず良かったです。
だけど・・・・・・すごい〜!!
歌唱力もダンスも言う事無し・・・
ちょっと、レベルが高すぎるんですけど・・・
これは言うまでもなく、相当、練習、努力をしたでしょうね。
本人はそんなこと決して言わないでしょうけど。
雰囲気的に、昔からロッカーですから(汗)

ちなみに、メンバーの配置。
これは私でも同じ配置です。
メイン中央に坂越由実子。当然でしょう。
中島由香利という選択肢もありますが、
彼女が真ん中にきてしまうと、他の4人が浮く気がします。
瞳が大きいこともあり、観客の視線が一方向に集中する可能性がありますから。
彼女をソロとして育てていくのであれば、その選択肢もありますが・・・・・
CDのジャケットを見ればわかるとおり、宣材としては坂越由実子がメイン。
坂越を押していくのでしょう。

その左右に、今井仁美と中島由香利、アイドル的ルックスを誇るふたり。
これも当然。右に明るい系。左にボケ系(笑)と、バランスもいいです。
さらにその左右に、佐達ちはる、神岡実羅乃。
背が高く、ダンスをうまい子の配置。当然でしょう。

蛇足ながら、「キャンディーズ」結成当時のメイン中央は歌唱力のあるスーちゃんこと、
田中好子でした。
ところが全く売れず、てこ入れとして中央にアイドル的ルックスのランちゃんこと、
伊藤蘭にしたところ大ブレイク!!ということもありました。
それだけ、位置というのは重要なんですよね。

佐達ちはるちゃんを初めて拝見したのは、「東京メッツ」から。
元々実力はありました。
初期はダンスのイメージ。
『コーヒールンバ』というナンバーで、歌を聞いた時はビックリ!
こんなにうまかったんだ〜という印象が今でも残っています。

で、です。
ビックリ〜〜〜歌唱力が、超!さらに上手くなっています!
他のメンバーはある程度の実力は予想していましたが、
ちはるちゃんの成長の度合いにはビックリ!
さらにMCもうまいです。
流れるような感じで良かったです。

中島由香利ちゃんは、
瞳パッチリ、アイドル的ルックスでファンは一番多いでしょう。
グラビアとしても活躍していますからね。
ただ、そんな外見を吹っ飛ばすような、歌唱力、ダンス力の持ち主です。
彼女を初めて拝見したのは「東京メッツ」ですが、
この時から、すでに出来上がっていました。
「私はイルカ」のナンバーで、
歌唱力、ダンス力があることが証明されていました。
ある程度の実力を把握していたので、
「これくらいできて当然でしょう」ってのが私の中にあります。
可愛くて実力あると、ずるいです(笑)

神岡実羅乃ちゃんは、元「アニー」
私的に2001年に観劇した「TOKYOアリス 2001」の、
演技の秀逸さがとても印象に残ってます。
ダンス、歌唱力ともに言う事ないですね。
すばらしいです。
そうそう、髪質変えたかな?

総括

ハッキリ言って、めちゃくちゃレベルが高く、
見て損はさせません。私が自信を持っておすすめできます!!
彼女たちのユニットがブレイクするのは、やはり「運」でしょうね。
お偉いさんに目が止まり、何かで起用していただける・・・と嬉しいのですが。
きっかけがあれば「ブレイク」間違いないでしょう。


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