公演時期 | 2005年8月26日 |
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会場 | SHIBUYA RUIDO k2 |
プロデュース | エザキマサル |
振付 | 佐達ちはる |
感想ライブ感想ということで、番外編です。 まず驚いたのは、観客の多さ。 これにはビックリ。どういう客層なんでしょうね? 東京メッツからのファン、関係者、友達、100人以上はいたでしょうか? とにかく開場は満杯でした。 前身に「OTOME5」があり、新ユニット結成、そして解散。 メンバーのひとり、古川英利子が退きます。 残り4人のメンバー、 さらに今井仁美が加入することによる「YO_OY」ユニット結成。 ということになります。 しかも初ライブからCD発売ですからね。すごいです。 ちなみに、このCD、めちゃくちゃ音質がいいです。 スタジオ録音、かなりいいところで録った気がします。 それともミキサーのせいでしょうか? インディーズでこのレベルは、すごすぎのような・・・・・ さて本題。 超!ビックリ~~~!!! これはすごすぎ~!!! 普通のアイドルユニットではありません。 完全なアーティストです。 すぐに、どこかのライブイベントに出しても全く問題ありません。 それだけの出来。 エザキマサルさんの作詩作曲ですが、 私的に一番好きなのは「あたし、つい…」です。 「ようよ」という韻をふんでいてなかなかいいです。 当然ユニット名である「YO_OY」と引っかかってます。 「TIME DRIVE COOL GIRLS」の曲も好きです。 特に中島由香利ちゃんのラップが最高! 弾けてる感じいい! ダンス、すごいです。 これは5人とも申し分ないでしょう。 ちなみに、これはネタバレしていいのかわかりませんが、 言っちゃいます! じつは全部、佐達ちはるちゃんの振付なんですよね。ビックリ~! 「振付をする人がいなかったの?」というツッコミはともかく、 それすら必要ない、ちはるちゃんの振付はすごいとしか言いようがありません。 相当大変だったようです。 おそらく、ライブ本番以上に大変だったことと思います。 KUROYURIに対抗できる日が近いかもしれない・・・・・ ・・・ってかその前に、他のメンバーが狙ってるかも(笑) リーダーとして本当によく頑張りました。 歌唱力。 というか、4人ともすごいです。 コメントを書けないほどすごい・・・・・ すごい声量、声質、完全にプロです。 う~ん、で、なんで4人って書いたかと言うと、 やはり今井仁美ちゃんは・・・つらい。 ダンスは申し分ありません。 4人に比べると明らかに歌唱力が見劣りします。 特にソロの場面はきつかったです。 ミュージカル、舞台という客層ではなく、ライブの観客。 当然、観客は耳が肥えています。 仁美ちゃんのソロもあるのですが、 その時の会場の雰囲気が「気まずいな~」という感じでした。 ちょっと「引く」という感じ。 4人があまりにも突出しているので、かなり目立ってしまいます。 今井仁美ちゃんNEWSエンターテイメントや、他のライブでも歌われることがあるので、 私も聞いています。 彼女にとって、歌唱力は昔から弱点なんですよね。 努力をして成長はしているのですが、 今回のメンバーに関しては「浮き」ます。 私が言うよりもなによりも、本人が一番悔しいことでしょう。 ただ、ちょっぴりフォローすると、 私がプロデュースするのであれば、イマイチ歌がうまくない子も入れていいと思います。 仁美ちゃんは、このメンバーの中では最年少であり、マスコット的、癒し的存在。 他のメンバーが攻撃的、積極的であるので(爆)その対比としての存在は絶対に必要です。 それが仁美ちゃんだと思います。 清楚で、かわいらしく、少し弱点がある子がメンバーにいると、 ファンの人が逆にその子をささえたい・・・という気持ちになるかもしれません。 「モー娘。」でも、歌がイマイチな子がいるのはそのためです。 ファンがグループを成長させるんですよ。 それが=仁美ちゃんにつながるとは思いませんが、プロデュースする側にしてみると、 多少歌唱力が弱くても、他のメンバーと異なった雰囲気を持つ人は絶対に必要ですから。 もちろん、そんなことに甘え続けるわけにはいきません。 次回公演までに、努力、練習をしてくるでしょう。 その時にまた期待したいです。 メインである坂越由実子ちゃん。彼女は2002年4月の「GANg」のローズ役、 そして「東京メッツ」でも注目していました。 ローズ役の頃から、歌はまずまず良かったです。 だけど・・・・・・すごい~!! 歌唱力もダンスも言う事無し・・・ ちょっと、レベルが高すぎるんですけど・・・ これは言うまでもなく、相当、練習、努力をしたでしょうね。 本人はそんなこと決して言わないでしょうけど。 雰囲気的に、昔からロッカーですから(汗) ちなみに、メンバーの配置。 これは私でも同じ配置です。 メイン中央に坂越由実子。当然でしょう。 中島由香利という選択肢もありますが、 彼女が真ん中にきてしまうと、他の4人が浮く気がします。 瞳が大きいこともあり、観客の視線が一方向に集中する可能性がありますから。 彼女をソロとして育てていくのであれば、その選択肢もありますが・・・・・ CDのジャケットを見ればわかるとおり、宣材としては坂越由実子がメイン。 坂越を押していくのでしょう。 その左右に、今井仁美と中島由香利、アイドル的ルックスを誇るふたり。 これも当然。右に明るい系。左にボケ系(笑)と、バランスもいいです。 さらにその左右に、佐達ちはる、神岡実羅乃。 背が高く、ダンスをうまい子の配置。当然でしょう。 蛇足ながら、「キャンディーズ」結成当時のメイン中央は歌唱力のあるスーちゃんこと、 田中好子でした。 ところが全く売れず、てこ入れとして中央にアイドル的ルックスのランちゃんこと、 伊藤蘭にしたところ大ブレイク!!ということもありました。 それだけ、位置というのは重要なんですよね。 佐達ちはるちゃん初めて拝見したのは、「東京メッツ」から。 元々実力はありました。 初期はダンスのイメージ。 『コーヒールンバ』というナンバーで、歌を聞いた時はビックリ! こんなにうまかったんだ~という印象が今でも残っています。 で、です。 ビックリ~~~歌唱力が、超!さらに上手くなっています! 他のメンバーはある程度の実力は予想していましたが、 ちはるちゃんの成長の度合いにはビックリ! さらにMCもうまいです。 流れるような感じで良かったです。 中島由香利ちゃん瞳パッチリ、アイドル的ルックスでファンは一番多いでしょう。 グラビアとしても活躍していますからね。 ただ、そんな外見を吹っ飛ばすような、歌唱力、ダンス力の持ち主です。 彼女を初めて拝見したのは「東京メッツ」ですが、 この時から、すでに出来上がっていました。 「私はイルカ」のナンバーで、 歌唱力、ダンス力があることが証明されていました。 ある程度の実力を把握していたので、 「これくらいできて当然でしょう」ってのが私の中にあります。 可愛くて実力あると、ずるいです(笑) 神岡実羅乃ちゃんは、元「アニー」 私的に2001年に観劇した「TOKYOアリス 2001」の、 演技の秀逸さがとても印象に残ってます。 ダンス、歌唱力ともに言う事ないですね。 すばらしいです。 そうそう、髪質変えたかな? 総括ハッキリ言って、めちゃくちゃレベルが高く、 見て損はさせません。私が自信を持っておすすめできます!! 彼女たちのユニットがブレイクするのは、やはり「運」でしょうね。 お偉いさんに目が止まり、何かで起用していただける・・・と嬉しいのですが。 きっかけがあれば「ブレイク」間違いないでしょう。 ※敬称略 |