公演時期 | 2005年8月19日~21日 |
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会場 | 東京 THEATER1010 |
原作・音楽 | 小椋 佳 |
演出、振付 | 宮崎 渥巳 |
脚本 | 森田 等 |
作曲 | 金子 貢 |
歌唱指導 | 長田 明子 |
美術 | 斎木 信太朗 |
音響 | 清水 吉郎 |
照明 | 高見 和義 |
衣装 | 小峰 リリー |
パーカッション指導 | 中山 航介 |
舞台監督 | 岡林 真央 |
あらすじむかし、むかし、あるところに、おじいさんと、おばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ竹を伐りに、おばあさんは川へ洗濯に。すると、竹藪の奥から光が・・・川の上流からも光が・・・ふたりが見つけたのは、男の子と女の子の赤ちゃんでした。 観劇感想青山の公演が終わり、一週間強の間があいています。 おそらく、この間も、お稽古が続いたことと思います。 そして本番の舞台。 どうやら、体調が良い人、イマイチな人ができてしまいました。 そこは残念。 気になった役者特にその筆頭が、後藤夢乃ちゃん。 とにかくダンス。 明らかに見劣りします。 そうとう体調が悪かったようですね。 ここまでひどい夢乃ちゃんを見るのは初めてですから。 あくまで私の印象ですが、目の下にクマができていたような気がします。 かなり疲れていたのではないでしょうか? (もしかしたら、照明のせいかもしれませんが・・・) ただ、苦しいといった部分を表情には全く出しません。 いつもの明るい笑顔です。 そして、声も大きく出ています。 体調が悪いにもかかわらず、ここまでするのは立派です。 長澤茜ちゃん、服部杏奈ちゃんのコンビはあいかわらず安定しています。 お見事です。 杏奈ちゃんも体調はいまひとつだったらしいですが、 見た限りでは、微塵も感じられませんでした。 中村裕香里ちゃんのおばあさん役は、また秀逸! 青山よりもさらに良くなってます! かなりいい! 黄色の照明のせいかもしれませんが、 より、年をとっている表情に見えました。 安藤美雲ちゃんは、 前回、ちょっと厳しく書いたので今回も注目していたのですが、 表情付け方、かなり良くなってますね!見違えました。 小林風花ちゃんは、歌よりも、ダンスがかなり良くなってます。 で、今回、意外と 印象に残ったのが清宮愛結花ちゃん。 うちのサイトで取り上げているので、甘めになりがちなのですが、 私がアルゴを見ているかぎり、今回が一番いいデキ。 (今までは普通かな) おそらく、かなり調子が良く、バイオリズムも最高潮だったのでしょう。 表情の付け方もさらに豊かだし、目もパッチリしている。 声の調子も良く、ダンスもピッチリ! いまだかつてないほど、バランスのとれた出来ばえ。 二度とないかもしれない(笑) それだけ、今回に限っては二重丸をあげたいですね。 演出変更さて、今回は青山からTHEATER1010に変わったことで、演出も変わりました。 説明的なセリフが増えましたね。 オープニングのナンバーでは、 男子のダンスを際立たせる感じになりました! ここはかなりいいです! モモタロウ(齋藤大輝くん)が竹を切っている場面も追加。 堀広希くんのセリフカット。 そのかわりに、「ヒメの嫁入りのナンバーで、堀くんと岡田真彪くんの会話が発生。 ここは説明的なセリフですが、仕方ないでしょう。 ヒメを見て「ポッ~」とする姿は、まだまだ若い感じです。 娘や息子がいる設定ですから。 まっ、微妙ではあるんですけど。 総括青山と比べて、とにかく椅子が安定していて良かった(笑)いやっ、ほんとに青山の椅子はきびしいです。物語的には、説明的なセリフをいれたこともあり、まずまずわかりやすくなったと思います。 ※敬称略 |