「新しい生活様式」で演劇、舞台はどうなるのか?

      2022/11/25

出演者も原則マスク

出演者も原則マスク 劇場再開へ指針を公表し提案
朝日新聞デジタル

なんてのもありますが、これは無理。
出演者がマスクをした舞台を見て、観客は何が楽しいのか?

客席を「ソーシャルディスタンス」にした結果

ガラガラだけど「これで満席」
(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース
398席あるホールで60席。これで満員。
観客が入らないことには、営業的には大打撃。とても厳しい。

いろいろなアイデア出して論議

突拍子もないことでもいい。
とにかくいろんなアイデアを出す。
そこから「これは無理」「これはいけそう」と選択していく。

前述したように私としては演者がマスクをするなんてとても無理だから、
声の発声や音が気になるけれど、舞台の一番前の幕を透明のものにする。
スーパーのレジの飛沫感染を防ぐものと同じイメージ。

もしくは座席を前列から1~5席ぐらい空ける。
このぐらい空ければさすがに飛沫感染はないと思う。
もちろん、横の席も空けるため、やはり客数単価は減りますが。

今の予約状況からすると座席はそのままか?

これから始まる他の舞台の座席をチェックしてみると、
特に空けるようなことはしていない。
ま~仕方ないでしょうね。
そのぶん、体温チェック、消毒、換気、マスクを徹底するしかない。

大手ならこれをしっかりできるけれど、
小さな舞台だと、特に換気が気になる。
エアコンだと換気機能がついてないものがほとんどですから。
舞台のドアを開けっ放しにするのかな?
密閉空間を作らないようにするのは、小さな舞台では大変。

ウェブ配信もあるが、グッズの売上は厳しい

5月21日(木)からは蓬莱竜太『消えていくなら朝』、坂手洋二『現代能楽集 鵺』を、そして5月28日(木)からは、別役実『月・こうこう , 風・そうそう』を、各作2週間限定でお楽しみいただけます。
新国立劇場 「巣ごもりシアター」

これはこれとして楽しめますが、やはり有料客をとりこまないと意味がない。
有料配信すれば一定数の観客は見込める。
ただ、ライブや地方回りもそうだけれど、重要なのは足を運んだお客様がその場で買うであろうグッズ販売。
これがとても重要だった。
オンラインでも販売はできるでしょう。
でもやはり、その場でのグッズ販売と比べると規模は小さい。

アイドル系はさらに厳しい?

写真撮影、チェキ、握手、こういった密になりそうなものをどう変えていくか?
試行錯誤のしどころだろう。
舞台とはちょっと違うが、
テレワークのような、ネットで喋ってエア握手して有料だとしたら、満足いくのだろうか?
そこはよくわからない。
個々の考え方がある。

演劇事業の継続は?

演劇事業の継続 主催団体など約4割が「困難」か「大幅縮小」

公演の中止や延期にともなう損失額を尋ねたところ、1億円以上5億円未満と回答したのが8社と最も多く、次いで10億円以上30億円未満が3社、30億円以上と5億円以上10億円未満、1億円未満がそれぞれ2社ありました。
NHKニュース

支援利用でも「継続困難」 演劇団体連携、緊急調査

東宝や劇団四季など主要な舞台主催団体やスタッフ会社など約40団体は18日までに「緊急事態舞台芸術ネットワーク」を設立したと明らかにした。
日本経済新聞

照明やセット、いろんなスタッフが関わっている。
政府による予算の支援ではとても対応しきれないのが現実。

そういえば今年の高校演劇は?

と思ったら春季大会は観られます。
高校演劇を見に行こう!

ただ第66回全国高等学校演劇大会の詳細はまだまだ未定のようですね。
やはりwebになるのかな?
マスク着用で観客しぼって、座席を空けて、観られるようにしてほしいけれど。
[2020年]第66回全国高等学校演劇大会(全国大会)
演劇部門 大会日程について | こうち総文の最新情報

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