「年金100年安心」は年金制度の存続が100年安心
これは当時の自民党も言っていたのに、
それを詳しく国民に説明しなかった与党、マスコミも悪い。
100円、10円でも年金がくれば100年安心
とどのつまりはこう。
年金制度は100年安心だから、年金制度が崩壊することはない。
そのかわり目減りする可能性があることは承知してほしい。
極端な言い方をすれば、年金が月に100円、10円になっても、
崩壊してないのだから、100年安心プランだということだ。
まぁ、そこまで極端に減ることはないから、国民年金は支払うべき。
支出と年金の差額の5万円は支出を抑えればいいだけ
このモデルケースも、全員が当てはまるわけがない。
ケースバイケース。
国民年金だけの人はもっと少ないだろうし。
ただ、そもそも5万赤字であれば、普通の国民は次は支出を抑えて0円にするでしょ?
20万で暮らせばいいこと。
他の支出を減らせばいいこと。
そのことをなぜ書かない?
さらに、これはあくまで貯蓄が0円で、年金だけで生活をやりくりすることが前提。
そのことも書かれていない。
逆に考えると月5万円貯蓄すれば30年後2000万円
これたしかに目からうろこ。
今から貯められる人は実行すればいいと思う。
年金は60歳、65歳、70歳、いつからもらう?
年金は「夫は65歳、妻は70歳」からもらうのが一番得するワケ ポイントは年金にかかる「税金」(週刊現代) 赤かぶ
これもいろいろなパターンが考えられる。
私の近所に、物凄く健康に気をつかい、
70歳になってからもらおうと思って申請していなかった68歳の老人の方が突然亡くなった。
年金をもらわずに亡くなることもある。
それも頭に考えなくてはならない。
「ひるおび!」で特集していたが、
受給年齢を早めた 32.3%
受給年齢を送らせた 1.5%
国民はみんな頭がいいから、ほとんどの人が65歳でもらっている。
70歳からもらう人はごくわずか。
当然と言えば当然。
ちなみに私の母親は、他の友人がみんな60歳からもらうと言ったから、
60歳から受給している。
早めに受給して体が健康なうちに旅行へ行く。
それも考え方のひとつ。
ちなみに社会保険労務士の田中章二氏が言う、
年金を60歳からもらった人の方が長生きするという理論はなかなか面白い。
65歳からもらう→77歳、81歳まで生きれば一番効率がいい。
70歳からもらう→82歳まで生きれば一番効率がいい。
平均寿命 男性81歳 女性87歳
70、80歳代になれば足腰も弱くなる。(男性の健康寿命は72歳)
寝たきりになったらどうする?
旅行にでかけるか?
お金がそんなに必要になるか?
そういう疑問もたしかに残る。
そして忘れていけないのは、もらわないうちはそもそも
年金を払い続けることになる。
これがミソ。
60歳から年金を受給すれば、そこから国民年金を払うことない。
ところが70歳から年金を受給しようと考えれば、
10年間、国民年金を払い続けることになる。
それを考えると、やはり70歳からないな~と普通の人は考えるけれど、
政府としては遅らせたいのは当然。
だから70歳からの方がたくさんもらえますよ、と大きな文字でアピールするわけだ。
さらに重要なことは、年金にも税金がかかる。
手取りで全部もらえるわけではないことも忘れてはならない。
国民年金を60歳から繰上げ支給すると金額が3割減る - シニアガイド
そもそも国会議員は議員定数を減らせ。給料も減らすべき
私的にはまずこれ。
維新がよく言っているが、他の野党はいっさい言わない。
だから野党は信用ならないってことを理解できていない。
自民党がだめなのは大昔から。
誰もが怒っていた。反骨心を抱いていた。
だからみんなの沸点が頂点に達し、
当時はネットもほとんどなかったから、その煽動にも流され民主党政権になって万万歳。
自民党それ見たことか!
誰もがそう思った。
今、自民党を批判している人がいるが、当時はもっと凄かった。
そのことを経験している人がいっぱいいる。
で、けっきょく民主党政権になってあのザマだ。
その落胆たるや半端なかった。
だから結局また自民党に戻ってしまった。
最悪な自民党だけれど、さらに最悪な民主党ではお話しならないと。
その深い歴史を知ってほしい。
ただ自民党を批判するだけでは何も変わらないこと。