JNN世論調査、毎日新聞調査、協力なのに誤差多過ぎ

   

13~15日の3日間、全国289小選挙区ごとにコンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法を使いJNNと協力して実施した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。全国の有権者7万3087人から回答を得た。
毎日新聞

(調査方法)
電話による聞き取り方式(RDD方式)
全国18歳以上の男女
有効回答数:1171
最大想定誤差:±2.8%
TBS「世論調査」

まずこの調査。
じつは私、職場でも家にもかかってきたことがありました。
そもそも職場にかかるという意味がわからない。
つまりは、あらゆる電話番号にかけているということ。
その電話の向こうの人物が有権者であるのかすら、全くわかりません。

コンピュータで無作為に数字を組合わせ、20歳以上の男女を対象に固定電話へコールするのがRDS法(RDD法)だ。
さて一見公平なようだが、以下のような国民はどうだろうか。

・固定電話を持たない人=比較的若い世代
・調査を行っている“コールセンタの営業時間内に家に居ない人”=働く世代

つまり、移動中にネットが主な情報源である『働く世代』は、意図的に対象外とされている可能性が高いとは言えないだろうか。
まっちゃむのブログ

ようはこういうことですね。
昔からこういう話しが出ていて、さらに2017年となればより顕著。
高齢者はともかく、若い人は固定電話なんて使いませんから。

ちなみに日経リサーチでもRDD方式の問題点を指摘しています。

それにプラスすれば、調査方法として疑問。

1.コンピューター音声なので違和感があり、そもそもすぐに切る。
2.毎日、朝日等、拒否反応がある有権者はそもそも答えずにすぐに切る。
3.上記のことを念頭に長時間にわたって聞き続ける余裕のある層。

1.コンピューター音声

老人はこの時点でアウト。
普通はすぐに切ります。
そもそもオレオレ詐欺、怪しい電話には出ないのが一番ですから、
その音声の時点で切る人が多数。
若者の場合は、面倒くさいから、そもそもすぐに怪しげな電話は切ります。
この時点で調査対象の人物が差別化されます。

2.毎日、朝日等、拒否反応

この2点の新聞だけではありませんが、かなり左よりの新聞だということは、
高齢者はともかくネットを使いこなしている若者であれば理解しています。
ちなみに、私の父親はあまりに朝日が左よりすぎて数年前に解約しました。
こういった方も多いでしょう。
そももそ新聞を取らない家庭がこれからさらに増えていくので、新聞会社も必死でしょう。

ということで、朝日、毎日等を名乗った左よりの調査に協力しようと思う人は、
これまた差別化されます。

3.長時間にわたって聞き続ける余裕のある層

コンピューター音声でいろいろな質問があり、それを各選択項目を一生懸命に聞き、
ひとつずつ丁寧に答えていく方。
それはよほど時間るある方でしょう。
しかも自分の主義主張を見ず知らずの方に答えてしまうのか?
そのことにおけるリスクはないのか?
少なくとも私はこの情報社会、自分のことをひけらかすリスクはおかしたくありません。

あまりにも露骨な結果

さらに毎日新聞調査はJNN世論調査と協力しているにもかかわらず、
あまにりも差がありすぎ。
これは本当にいいのだろうか?
公平公正なのだろうか?
内部で情報操作をしていないだろうか?
私は激しく疑問。

ネットをしている人は、
「朝日だから・・・」「毎日だから・・・」「東京だから・・・」
と、呆れ返って納得することができるが、一般の人はわからない方もいる。
この世論調査に疑問をもつこともなく、全て丸飲みで受け入れてしまう方もいる。
そういった方に対するアナウンス効果になるのではないか?

「電波オークション」「押し紙」
報道しない自由を行使するマスコミは、もう少し自重した方がいいと思う。
選挙後、自分たちにブーメランが飛んでくる。
フェイクニュースにならなければいいが。

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