TPP11、1月中旬にも発効へ

   

日本など11カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)が来年1月中旬にも発効する見通しとなったことが23日、分かった。ニュージーランドとオーストラリア、ベトナム、カナダが今年11月中旬までに国内手続きを完了し、発効条件が整う。

私はTPP推進派なので、早く発効してほしい。
日本、メキシコ、シンガポールは手続き済みなので、
残り3ヶ国が手続きを終了すれば、自動的にTPP11は発効される。

来年1月~2月、日米新貿易協定「TAG」交渉が始まる。
(大まかにいうと二国間貿易のFTAに近い)
その前にTPP11を発効しておき、アメリカとの交渉で牽制させたい狙いがあるのは見え見え。
最終的には安倍首相とトランプさんの二人での話し合いで変わる可能性もあるが。

アメリカ離脱で逆に結束が固まる

アメリカが離脱をしたおかげで、
「TPPはアメリカの言いなりになる」とか、「ISD条項があるから大変だ」とか、
えせコメンテーターがあ~だこ~だ言ってましたが、いつまにやらどこかに行ってしまった。
逆にアメリカがいなくなったことで日本がリーダー的役割となり、
他の10ヶ国をまとめることとなった。
これは本当に良い方向に転んだと言える。

日本も農産物、肉、乳製品等に関していろいろ大変なことはあるが、
それは各国とも譲歩しての締結なので頑張ってほしい。
カナダのトルドー首相なんて本当に喜んでましたからね。
ま~アメリカとのNAFTAの問題が大変なので、
こちらの枠組で頑張りたいということでしょう。
スーパーのお肉も、最近はカナダ産多いですから。

TPP11発効後、新たな参加国の敷居は高い

そして今後、台湾、イギリス、コロンビア、タイ等、入りたい国々も多い。
その国々には申し訳ないが、TPP11発効後の追加国はそれぞれの条約のハードルが上がってしまい、
厳しい条件になることは覚悟しなければならない。
それでも入りたい、ということになる。
韓国の場合は、そもそも日本と産業が被っているので、
後から入ってきても規制が厳しくなるだけだと思いますが。
共同通信

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