女性アイドル冨田真由さんが刺され重体
これは私も言わなといけない。
ツイッターから抜粋。
冨田さんは武蔵野警察署に「ファンから執ようにツイッターやブログに書き込みをされている」と相談していて、当日のライブについては、武蔵野警察署が、ライブ会場がある地域を管轄する小金井警察署に110番通報があった場合の対応を依頼していたということです。警視庁は、冨田さんの相談への対応に問題がなかったか調査しています。
事件が実際に起こらないと警察は動かない。
もうずっとずっと前から変わらない。
弱者には強く出て、強者には弱い。
最後の砦なのだけれど、信用できるところとできないところがある。
刺された子は本当に気の毒で回復してほしい。
そして、ひとつ気になるのはもうひとりの子。
まさか関わってくるとは。
あえて言わないけど、心神喪失尋常ではないと思う。
私は少し休んでいいと思う。
まだまだ若いし、人生も長い。
歩みを止めて、自分を見つめる時間をとってもいい。
この犯人だって、いつ出てくるかわからない。
精神の問題があったら、そもそも裁判になるのかもわからない。
無理して頑張るか、休むか、本人の裁量に任せるしかない。
私は第三者として語るしかない。
岩埼容疑者が書き込んだとみられるツイッターのアカウントには、冨田さんに宛てた書き込みが並んでいます。
最初の書き込みはことし1月で、「楽しい時間をありがとー。岩埼」という内容で始まっています。また、「腕時計をプレゼントする意味を知っていますか?大切に使って下さいね」と続いていて、岩埼容疑者から冨田さんにプレゼントを贈った様子がうかがえます。
しかし、その数日後には、「たまには返信してちょうだい」などという内容に変わり、「『腕時計』捨てたり売ったりするくらいなら返して」と要求しているほか、「ふざけんなマジで。あんたにスゲー怒ってる」などと怒りをあらわにした書き込みが続いています。
また、先月28日には、「荷物が届きました。差出人不明。腕時計と本3冊が入ってました」、「腕時計はハンマーでぶっ叩いて粉々にしてやります」と書かれていて、その後、ほかの贈り物の返却も要求するような書き込みが今月7日まで続いています。
芸能活動をしている子にとって、ファンがつくことはとても嬉しい。集客、購買にも影響する。
ただ、相手のその思いが別のものに変わる時もある。性善説に基づいて考えれば、
全員に分け隔てなく接したいところだけれど、現実はそうはいかない。
特に何も知らない子だと全部善意で受け止めてしまうから
「こういうこともある」という「心得」というのは変だけれど、
教えてあげないと。
しょせん他人、と言いたいところなんだけど、私なりにお節介がてらに言いたくなる。
今まで山ほど見てきましたからね。そういう経験も伝えないと。
「戦争の語り部」とは全く別次元の話しだけれど、
経験者が全く無知な子に伝えるべきことはあると思う。
ただ、あまりにドロドロしすぎて、全ては伝えられないけど。
積極的にその公演に関わったり、その子を応援したりすると盲目に陥る。
そのことしか考えられず、回りが見えない。
私みたいな変人は、必ず物事を疑うし、第三者的に見るのでそうはならない。
(と、自分に言い聞かせている)
銀英伝の中での有名な会話。
私、さらで暗記しています。
ロイエンタール「少年時代が幸福に思えるとしたら、それは自分自身の正体を知らずにいることができるからだ」
ミッターマイヤー「それは酔うと言うことか?それとも酔いが覚めるということか?どちらかな?」
ロイエンタール「さあな。いずれにしても酔ったまま死んだ方が幸福だろうよ」
(『酔う』ということには、誰かを愛するとか、誰かに忠誠を尽くすことも含まれているかもしれん)
これと同じように、相手を疑うことなく、その人を酔ったまま信奉することは、
それはそれで幸せなのかもしれない。
ただ、その「酔った」人がどうなるのか。
ちなみにロイエンタールは、
やむをえない理由ではあるけれど主君に反逆しますからね。
今回の事件はあまりにもつらい。
そして,いろいろなことを改めて考えさせられる。
とにかくも、彼女の回復を祈るばかり。
NHKニュース