ヴォーカルスタジオ・パールハウス 第3回公演『Doll House ~巣立ち~』雑感

   

舞台もあったのですが、
基本、歌の発表回だったので、こちらに記載。

2012年8月10日(金)
杉並公会堂小ホール

観劇感想、山ほどたまっているのですが、
こちらを先に。
歌の発表会ということで、
気になった方を抜粋。
麻生佳奈子
初めて見ましたが、
トップバッターとしては上出来でしょう。
これから出てくる女の子かな?
要注目ですね。
片岡今日子
まだ小さいし、これからの子。
ただ、雰囲気は面白い。
あくまで舞台上の雰囲気は、ほんわかしている。
小林ひな実
出演していることを全く予想していなかったので、
出てきてビックリ。
正直、歌は普通だと思う。
ただ、彼女は表現力が抜群。
表情がいい。
彼女は自分のワールド作れるもの。
スカートフリフリも可愛いし、
独特の瞳の使い方で、男はちょっとくすぐられる。
あれはズルイなとも思う(笑)
アルゴミュージカル全盛時代であれば、
間違いなく、彼女が主役をやっていたでしょう、と、私なりに推測。
この子は、どんどん伸びていきますね。
本当に素晴らしい。
角田萌夏
彼女も小林ひな実同様、成長の度合いは著しい。
「メリッサのゆりかご ジルの監獄」から、
地道にレベルアップしているのが、よくわかる。
金子海音
彼女は前もこの歌の発表会で見たことがありますが、
本当に大きくなりました。
ソロの歌の方は派手な衣装でしたが、
二部の舞台が地味ですからね。
こっちで印象度を上げないともったいないですから。
完全に子役から大人の雰囲気になって、
上から目線の女性という新たな「個」を作ったことは、
とても良かったと思う。
近藤亜紀
彼女も長いスパンで見ている女の子なのですが、
難しい歌にチャレンジしている。
本当によく頑張っている。
高音域で、さらに伸ばすのは本当に大変だもの。
安全牌な歌ではなく、
チャレンジしていくというのは凄く大事だと思う。
2部の舞台では主役で、
人形の悲哀を良く表現していました。
ただね・・・
彼女のせいでもなんでもないのだけれど、
何か近藤亜紀を観る時は、帽子をかぶっていたりとか、
少年役でパンツルックとか、ちょっと残念。
次回は、アイドル系で、フリフリなスカートでお願いします。
速見里菜
彼女は見ただけで、色気タップり。
歌のソロの部分では黒の衣装。
2部の舞台演劇の部分では白の衣装。
印象の違う雰囲気を、二度楽しめる。
舞台の構成上、仕方のないことだけれど、
見た目の印象度だけなら、
速見里菜が主役。
目立つことは目立つもの。
色気ありすぎて、歌の印象忘れました。
鈴木莉菜は完全に大人ですからね。
ここは割愛。
申し訳ないのですが、
私の場合、
小林風花の歌のイベントに行ってしまい、
これが、ちょっと凄過ぎたんですよね・・・
ただでさえ子役時代から歌が上手かったのに、
それをさらに何段階も上にレベルアップさせていますから。
完全にプロ。
普通にお金を払えるレベル。
尋常ではない。
「それと比べるなよ~」
と、私も心の中で思うのだけれど、
1回聞いてしまうと、判断力が変わってきてしまいます。
人それぞれの個性、独特な歌い方。
「それはそれ、これはこれ」
と区別したいのだけれど、
やっぱり普通に歌がうまい人の歌を聞いてしまうと、
歌だけの印象度ではかなわない。
その分、他のプラスアルファで勝負。
表情でも、瞳の使い方でも、振る舞いでも、
できることはたくさんありますから。

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