「銀河英雄伝説 第四章 前篇 激突前夜」簡易観劇感想
ネタバレになるので、ちょっとだけ。
予想はしていましたが、
「査問会」のシーンは舞台向き。
ひじょにう味わいがある。
ホワン・ルイも良かった。
帝国側としては、これまた予想通りに、
ケンプとミュラーがややメイン。
これも良かった。
ミュラー役の人は、これからさらに人気が出そうですね。
そして意外と印象に残るのがシャフト技術大将。
髪形もあえて同じようにしたのか、見た目はアニメと同じ。
雰囲気もピッタリで、これまたじつに良かった。
やっぱり、アニメのやや似せてくると安心する部分がありますね。
ヒルダ役の折井あゆみは、かなり心配したのですが、
そんなことは取り越し苦労で、とても良かった。
セリフ回しだけでなく、歌唱力もあります。
相対するフレデリカ役のはねゆりも、めっちゃかわいい。
これはヤンだけでなく、みんなの「嫁」にしたくなるのもわかります。
で、申し訳ないけれど、ひとつだけ気になったのは，
舞台の広さ。
今回はかなり広く感じました。
中央に何人かいて、舞台のはじから話しかけたりすると、
遠く感じてしまう。
少し前の方の席だったこともありますが。
ヤンの河村隆一、ラインハルトの間宮祥太朗は、
言うことないでしょ。
特に「査問会」のシーンなんて、
絶対、河村隆一はやりたかった場面ですよね。
そして今回は河村隆一のアコースティックライブもありました。
私はいつまでも「勉強」なので、こういうことも真剣に見ます。
とにかく生歌がすごい。
さらには、マイク無しでのアカペラも披露。
これまたすごい。
被災した東北への支援として、
マイク無し歌われているようです。
どこかの人も、マイク無しで歌うこと、できるのでしょうか？
今年の紅白出場歌手は決まりましたが、
何が歌の力かと。
河村隆一の歌声、これこそが届けるべき歌でしょうに。
なんて、偉そうに思ったりもします。
(敬称略)
舞台 銀河英雄伝説