ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』
帝国劇場2024年2月公演
原作:荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」(集英社ジャンプコミックス刊)
演出:長谷川寧
音楽:ドーヴ・アチア
脚本:元吉庸泰
私が週刊少年ジャンプと出会った一番始めは、
とあるデパートの本屋の売り場。
巻頭で虹があってボクシングの漫画であった。
当時は全く理解していなかったが、
後にそれが「リングにかけろ」最終回であったことを知る。
数年後にジャンプに出会ったのは床屋。
床屋にはジャンプだけでなく、サンデー、マガジンーが並んだいた。
その中で一番興味深かったのがプロレス好きも一因でもあるが「キン肉マン」だった。
当時は5重のリングの戦いで、突然見始めたので理解できなかったが、
これも後にロビンマスク対ジャンクマン戦であったことを知る。
さらに数年後、ここからは友達の家に遊びに行くと、
机の上に友達のお兄さんが買ってきたジャンプが置いてあった。
早速借りて見ると、そこには巻頭カラーの「魔少年ビーティー」が掲載されていた。
今までのジャンプに掲載されていた作品とは明らかに異質なタッチで驚く。
そして内容もハード。
ただ単純に仕返しをするのではない。
人の心理をつくトリックは凄かった。
「化学反応だよ!!」
という、相手を動揺させるセリフにもグッときた。
(いつかどこかで言ってやろうと思っていた)
この衝撃はいつまでも忘れない。
その後の「バオー来訪者」も大好きだった。
擬音が凄く、
バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン
バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン
バオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノン
など、なんだよくわかないが、名前が格好よかった。
ま~ジャンプの王道の必殺技連呼ですね。
そして「ジョジョの奇妙な冒険」
これはオンタイムでした。
最初は普通の西洋の物語の話かと思いきや、
途中からSFアクションものに変わります。
特殊な擬音も多数、名言も多数、とにかくとても楽しかったです。
当時は1部。
今は9部。まだ続いていますからね。
ちなみに私が一番好きな言葉は、
「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」
です。
生粋の荒木飛呂彦ファンである私ですが、さて観劇できるか。
帝国劇場 ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』