スピルバーグとルーカスが映画業界の崩壊を予言

   

日本とアメリカでは単純に比べられないけれど、
なんとなくそんな流れですよね。
海外ドラマを見ていると。

スピルバーグ監督は「娯楽の選択肢がたくさんあるなかで、スタジオは小さくて個性的な映画をたくさん作るよりも、大きな注目を集める大作映画に2億5000万ドルをかけるほうを優先している」と、ハリウッド映画が画一化してしまっていることを嘆いた。
「いずれ大きなメルトダウンが起きるはずだ。3作か4作、あるいは6作ほどの超大作映画が立て続けにコケて、大きなパラダイムシフトが起きるはずだよ」と予言。
ルーカスは「大作映画のみ映画館で上映され、それ以外の作品はすべてテレビのオンデマンド放送になる」と予測。さらに「劇場館が激減して、たくさんの魅力を備えた巨大な映画館だけが生き残る。映画のチケット代は50ドルから100ドル、あるいは150ドルと、いまのブロードウェイ劇やNFLの試合と同じようになる。映画鑑賞は高価になり、ブロードウェイ劇と同じように同じ映画が1年を通して公開されるようになるよ」

アメリカはケーブルテレビ主体で、
日本よりもテレビで、さらにはネットのオンデマンドが多い。
それを考えると、面倒くさい人はテレビでいいや、ってことにつながるのかも。
「映画で公開するよりは、テレビサイズの方が安い」という考え方になるのかも。
日本の場合は、これだけBSやCSで海外ドラマを放送していても、
見ない人が多いし、
映画の完成披露試写会、舞台挨拶を芸能ニュースでとりあげる。
その場で若いお客をとりこむ流れがあります。
この手法がいつまで続けられるかですね。
全体での観客動員数が減ってきてから、考える事案かも。
いつか映画が舞台と同じ値段設定になると、
いろいろと大変かも。
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